
こんにちは、yuuです。
今回は
アクセンチュアって誰でも入れるの?噂では飲食店の店長でも入れるのだとか。。
だったら、私もアクセンチュアに入ってキラキラ「外資系コンサル」を名乗りたい!
アクセンチュアに転職して、キャリアを立て直したい!でも、「アクセンチュアはヤバいからやめとけ」とか
「アクセンチュアは中途社員を使い捨てにする」とかよくない噂も耳にした。
実際のところどうなの??気になる!
このような疑問や悩みを抱えるあなたのために、
世界最大のコンサルファーム「アクセンチュア」について解説していこうと思います。
僕自身、現在とあるコンサルティングファームに勤務する
現役のコンサルタントでありますし、
転職活動時代は、アクセンチュアの選考も受けていたので、
アクセンチュアの企業研究は嫌というほどやりました。
実際のアクセンチュアの選考メール
また、僕が務めるコンサルファームには「アクセンチュア出身者」が5名以上在籍しており、彼らに日頃からアクセンチュアの良い点も悪い点もガッツリ聞いておりますので、
今回はそのあたりの内部事情も含めて、ぶっちゃけてしまいたいと思います(笑)
今回の記事では
✔️アクセンチュアの採用事情、転職難易度
✔️アクセンチュアの裏の顔(内部事情)
✔️アクセンチュアの口コミや評判
✔️アクセンチュアに向いている人・向いていない人
について話していきます。
転職当時の僕がそうだったので、あまり他人のことは言えないのですが(笑)、
なんとなく年収が上がりそう!
外資系コンサルってかっこいい!キラキラしてる!
とりあえず経営に携わる仕事がしたい!
といったフワフワした理由でアクセンチュアやコンサル業界を目指すと
転職後に企業とミスマッチが起きて「こんなはずじゃなかった_:(´ཀ`」 ∠):」となったり、
そもそも企業理解が浅いため内定が全然取れない。。。という事態になってしまいます。
是非ともこの記事でアクセンチュアの良いも悪いも全部理解して、
あなたがしっかり納得できる形で転職活動に望んでいただけたらなと思います。
✔️慶應義塾大学卒
✔️新卒で就活に大失敗し、就職偏差値50以下の某小売会社に就職
✔️2022年、コンサル会社に転職成功させた現役のコンサルタント
詳しいプロフィールは以下のページよりご覧ください。
アクセンチュアとは?
ということで、アクセンチュアの企業概要についてまとめました。
企業名 | アクセンチュア株式会社(Accenture Japan Ltd) |
設立 | 1995年12月 |
資本金 | 3億5千万円 |
事業内容 |
|
代表取締役社長 | 江川 昌史 |
従業員数(2023年6月) | 21,000人(全世界:73万3000人) |
アクセンチュア株式会社の企業概要
アクセンチュアの平均年収は864万円(日本企業の平均年収が440万円)と高給で
コンサルタント職に限定すれば平均年収は920万円になります。
各役職の給与水準は以下のとおり。
アクセンチュアの役職別年収
未経験からアクセンチュアに転職する場合、
どんなに低くても550万円〜600万円スタート(アナリスト)で
コンサルタントに昇格すれば600万〜900万(3年目〜5年目)
管理職のマネージャー(5年目〜7年目)になれば確実に年収1000万円は超えます。
(1000万円〜1500万円くらいの年収レンジ)
その後、シニアマネージャー、マネージングディレクター(通称MD)となると年収も青天井。
中には5000万円〜1億円の年収にもなるとか!
アクセンチュアの年収は他のコンサル会社と比べても高めです。
社会的な評価もしっかりとあり、
毎年「東京大学」の進学先ランキングでは上位を占めています。
東京大学就職ランキング2022
ちなみにアクセンチュアを未経験で目指すなら、信頼できる転職エージェントへの登録は必須!
僕が転職時にガチで使っていた超オススメのコンサル転職エージェントを以下に紹介します。

例えば、コンサル転職初心者がつまづきがちな
ケース面接対策や面接対策はもちろん、
自己分析や企業選びの部分から丁寧に支援していただけます。
(完全無料)
個人的には、各コンサル会社の面接データを事前にインプットできるのが「神」過ぎましたw
このようにアクセンチュアの面接で事前に
「何を聞かれるか?」までわかった上で対策できる
実際、アクセンチュアの転職支援実績も業界随一で
僕はアクシスコンサルティングと出会わなければ
100%コンサル転職は失敗していたと断言できます。
「未経験からコンサル転職」
「実績ゼロの社会人1年目〜3年目」の方は
まずは無料相談からどうぞ!
アクセンチュアは誰でも入れる?転職難易度や採用大学、転職しやすい人の特徴
いやいや、そりゃあ、アクセンチュアに入れるなら俺だって入りたいけど、
やっぱりキラキラ外資系コンサルだけあって、転職難易度も高いんでしょう?
そう思われるかもしれません。
僕も転職活動を始めるときはそう思っていました。
しかし、アクセンチュアの転職難易度は”意外と低い”と言われています。
アクセンチュアは誰でも入れるのか
「アクセンチュアは誰でも受かる」
というのは、2010年代から採用を超拡大し、
大量採用したアクセンチュアを揶揄した”ある種の皮肉”だと思いますが、
それでも、2018年〜2021年度くらいまでは
✔️MARCH以上の学歴がある
✔️IT系の業務設計などの経験がある
このどちらかに該当していれば、誇張なしに
マジで”誰でも入れる”と言われるくらい
転職のハードルは低かった模様です。
詳しい実態は以下の動画を参考にしてください。
ちなみに2023年度の各コンサルファームの社員数比較はこんな感じ。
各コンサル会社の社員数比較
アクセンチュア圧倒的ですね!
中には飲食店の店長でも採用をもらえたとかいう話もあるようです。
(僕も転職した際は、ただの小売店の販売スタッフですが…笑)
僕も転職当時は、
アクセンチュアみたいな大手企業は書類で普通に落とされるかな?
と思っていましたが、普通に通りました(笑)
アクセンチュアの書類審査突破
また、アクセンチュア1次面接の時、面接官の方が
「俺の同僚にも前職がコンビニの店長の人も何人かいるからね〜」と言っていたので
マジで敷居は低いのだと思います。
(もちろん、ある程度の「自頭の良さ」は兼ね備えていることが条件だと思いますが)
飲食店からアクセンチュアって、マジで何でも採ってる感が満載だなぁ。。
— ばぶちゃん (@babuchan_souken) September 25, 2023
ケース食わず嫌いしがちだけど、とりま受けとけ。受かるから。BIG4+アクセンチュアは内定バーゲンセールですよ。数百人採用なんでガバガバです #総合コンサル
— 25卒に就活教えてます@無双した早大20卒コンサル (@syuukatumusou) November 2, 2023
ちょっと前やけどアクセンチュアから内定もらった pic.twitter.com/c1Oj22x7Dl
— 五条 (@sanctuary51) November 5, 2023
俺の知り合いにアクセンチュア内定の女子が3人もいるの普通に意味わからん女子に内定出しすぎだろ
— ななよん! (@syuu_dao) February 3, 2023
アクセンチュアの転職難易度と選考フロー
他のコンサルティングファームと比較しても、
アクセンチュアの転職難易度は決して高くはありません。
転職難易度SSランク | |
マッキンゼー&カンパニー | BCG(ボストンコンサルティング) |
![]() |
![]() |
ベイン&カンパニー | |
![]() |
|
転職難易度Sランク | |
ローランド&ベルガー | A.T.カーニー |
![]() |
![]() |
アーサー・D・リトル | |
![]() |
|
就職難易度B〜Aランク | |
デロイトトーマツコンサルティング | KPMGコンサルティング |
![]() |
![]() |
EYストラテジー&コンサルティング | pwcコンサルティング |
![]() |
![]() |
アクセンチュア | ベイカレント・コンサルティング |
![]() |
![]() |
有名コンサル会社の転職難易度ランキング
もちろん、アクセンチュアが採用拡大しており外資系コンサルにしては入りやすいといっても、
部門や職種によって、採用人数や転職難易度は180度変わってくるので注意が必要です。
(特に戦略部門は採用枠もごくわずかの狭き門)
ただ個人的には、
- MARCH以上の学歴がある
- 営業や企画・経営系の経験がある
- IT系の業務設計経験がある
- プロジェクト業務の経験がある
これらに”1つでも!当てはまる
第二新卒〜30代前半の若手ビジネスマンは
全員アクセンチュアに受かる可能性があると言えます!
とは言え、
もちろん受けた人全員が受かる
・・・などというはずもなく、
以下のような選考フローを乗り越えなければ内定は勝ち取れません。
書類選考:通過率60%
一次面接:通過率20%〜30%
二次面接:通過率50%
特にケース面接がある一次面接は20%〜30%ほどしか残らないので要注意
・・・などと他のサイトでは言われているらしいですが、
僕から言わせれば、大間違いです。
僕の場合、アクセンチュアはケース面接はそもそも課されませんでしたし
会社のアクセンチュア出身の同僚やコンサル業界に特化したプロの転職エージェントの情報からも
アクセンチュアはケース面接は割と形式的なもので
基本的なケース面接さえしっかり答えられるようにしておけば、そんなに心配いりません!
(戦略部門はケース面接必須なので注意)
むしろ、それ以前の一般的な面接対策の方が100倍重要です。
もちろん、ケース面接含めて何の対策もなしに、選考に進めば受かるものも受からないので、
しっかりとしたコンサル転職のプロに対策を講じてもらう必要があります。
以下に僕が実際に利用していたマジでオススメの転職エージェントを紹介します。
本気でアクセンチュアに転職したい!という人だけまずは初回面談に応募ください。

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アクセンチュアに内定もらえる人の特徴3つ
このように外資系コンサルにては
意外に転職しやすいアクセンチュアですが、
以下に当てはまる人は、特に内定をもらえる可能性が高いです。
✔️学歴が高い(MARCH以上)
✔️IT系の業務経験がある
✔️コンサル経験者
学歴が高い(MARCH以上)
コンサル業界全体に言えることですが、やはり「学歴」がかなり重要視されるのはアクセンチュアでも変わりません。
(実際の業務で論理的思考力や膨大な知識のインプットが当たり前に求められるため)
アクセンチュアの就職・転職における採用大学は以下のとおり。
【大学院】
青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶応義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、創価大学、中央大学、東京外国語大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国公立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学
【国内大学】
東京大学、京都大学、一橋大学、国際基督教大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、東京外国語大学、横浜市立大学、神戸大学、お茶の水女子大学、上智大学、筑波大学、九州大学、名古屋大学、同志社大学、法政大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東北大学、北海道大学、中央大学、広島大学、学習院大学、関西大学、立命館アジア太平洋大学、関西学院大学、立命館大学、東京理科大学、東京女子大学、小樽商科大学、会津大学、創価大学、国公立はこだて未来大学、北海学園大学、室蘭工業大学、北海道情報大学
【海外大学】
カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学、コーネル大学、スタンフォード大学、セントジョンズ大学、ポールスミス大学、レイクランド大学、ロサンゼルス大学、延世大学校
東大京大をはじめとした旧帝大、早慶や海外の有名大学の採用実績が目立ち、やはり学歴は一定数求められるところ。
ただし、中には東京女子大学、小樽商科大学、会津大学などの大学からの採用もあり、必ずしも高学歴しか採用していない・・・というわけでもなさそう。
少なくともMARCH以上の学歴があれば、社会人としての実績やスキルがゼロでも内定をもらえる可能性は十分あります。
IT系の業務経験がある
アクセンチュアはシステム開発をはじめとしたいわゆるITコンサルを中心とした会社です。
そのため、ITの知見やスキルがある方は、非常に高確率で内定をもらえる傾向にあります。
アクセンチュアの業務全体図
特にシステム開発の要件定義やコーディング、業務統合システム導入などの経験がある人は即戦力として積極採用されます。
コンサル経験者
また、最後は当たり前の話ですが、コンサル業界で働いた経験や、コンサルタント含むプロジェクト業務の経験がある方は、即戦力としてほぼ100%に近いレベルの確率で内定がもらえてしまいます。
実際、僕が働いている会社も、アクセンチュアのお偉いさん方と少なからず交流があるのですが、
即即内定出すから辞めたくなったらいつでも来てね(笑)
と言われているくらいコンサル出身者の引き合いは強いです。
なので「本気でアクセンチュアに入りたい!」と考えている方は、
とりあえずどこかしらのコンサル会社に入って経験を積むというのもかなり有効。
(もちろん、アクセンチュアに一発で内定をもらえればそれに越したことはないですが…)
- 学歴が高い(MARCH以上)
- IT系の業務経験がある
- コンサル経験者
以上、アクセンチュアに内定がもらいやすい人の特徴です。
この中の”1つでも”当てはまっていれば、アクセンチュアに転職できる可能性はかなり高いです。
それに加えて、コンサル特化の転職エージェントをうまく使えば最強。
間違いなくアクセンチュアやBIG4の総合コンサルのいずれかには引っかかるでしょう。

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アクセンチュアは使えない社員を使い捨て?中途の大量採用が原因か?
アクセンチュアが思ったより入りやすい会社だということはわかった。
でも、ぶっちゃけ私なんかがアクセンチュアでやっていけるか不安。
そんなあなたの気持ちはよくわかります。
僕も未経験からコンサル業界に転職した当初は、
めちゃくちゃ不安で、ビビりまくりでしたから笑
しかも、アクセンチュアは「up or out(昇進か、クビか)」と言われる外資系コンサル。
「アクセンチュアはヤバい」などと噂されることもありますし、
そりゃあ、こんな検索サジェスト見たら不安になりますよね。笑
アクセンチュアの検索サジェスト(例)
そんなアクセンチュアのリアルな実態を解説します。
転職しても使えない社員は使い捨てか
まず「アクセンチュアは使えない社員を使い捨てにするのか」についてですが、
結論から言うと
ここ近年のアクセンチュアの労働環境は劇的に改善されており、
そこら辺の日系企業より、はるかに快適で働きやすい
ホワイトな会社となっております。
そもそもアクセンチュアに限らずコンサル会社の人材採用費は1人あたり数百万円〜はかかっています。
なので、中途社員を使い捨てにするのは、数百万単位のお金をドブに捨てているようなもの。
そんなことは普通に考えれば、あり得ませんね。
例えば、アクセンチュアの労働環境としては
✔️残業平均時間1日1時間程度
✔️家賃補助月3万円(外資系では超珍しいです)
✔️フルリモートOK
✔️離職率6〜8%(コンサル業界平均20%)とめちゃ低い
実際、OpenWorkの口コミでも上位1%に入る
「4.3」という高い評価を元アクセンチュア社員たちは下しています。
元アクセンチュア社員による評価
そして、アクセンチュアをやめる人の多くは
決してネガティブな理由で止めるのではなく、
やりたいことが見つかった、もっとキャリアアップをするために、
などの前向きなものが多いのが現状です。
出典:「20代・30代の転職note」より
このように少なくとも”ここ最近の”アクセンチュアに関して言えば、労働環境は非常に改善されていると言えます。
使い捨てとは言わないが、中には会社に不満を持つ社員も多い・・・?
ただ、その一方で
大量採用によって、中途社員の中にはうまく会社にマッチできずに地獄を見る、、、
という人が少数ですがどうしても発生してしまうのも確かです。
もちろん、年間3000人以上採用していれば、
全員優秀で超絶活躍してくれるなんてことはあり得ません。
それはわかります。
しかし、これは決してネット上の情報だけでなく、
僕が実際に聞いたリアルな声として
例えば、僕の会社はアクセンチュア社員が5人以上いるのですが、
社内教育がそこまで充実しておらず、基本がわからないままプロジェクトに駆り出される
などという意見も実際にはあったりします。
(まぁ、彼らはアクセンチュアをやめてうちの会社にいる時点で「所詮はやめた人の意見」でしかないのですが…)
僕の身の回り以外にも以下のような声はあります。
最近アクセンチュアと働くことが多いけどあいつらほんとクソ ごめんアクセンチュアのみんな でもほんとクソ
— ゆん (@kerberos_xx) July 18, 2022
つまり、アクセンチュアはコンサル業界の中で採用規模も最大で、
新卒、中途含め大量に採用を行なっているからこそ、
必ずしも「優秀で使える人材」とは限らないということです。
また、後述しますが、アクセンチュアは「ポテンシャル採用」の傾向がかなり強く、まだ社会人としての実績やスキルがゼロでも比較的内定が取りやすい企業です。
だからこそ、即戦力ばかりを採用している他のコンサルファームと比べると「アクセンチュアの社員は使えない」などと言われてしまうリスクが高いのです。
さらに付け加えると、アクセンチュアは外資系コンサルにしては、かなり間口が広いため、
未経験からアクセンチュアに転職する方も多くいます。
僕自身がそうだったので気持ちがよくわかるのですが、
普通の事業会社からコンサル会社に転職すると
働き方や会社の文化、業務内容が180度ガラッと変わります。
しかも、アクセンチュアの場合、以下のように仕事内容も部門や領域によって全然違います。
アクセンチュアの仕事内容
このように、コンサル会社と事業会社の違いや、各部門ごとの仕事内容の違いで
戸惑いやギャップを感じてしまう人は一定数いるかと思います。
僕の場合、コンサル特化のプロと一緒に転職したので、まったく問題ありませんでしたが、
転職初心者が1人でコンサル転職を目指すと、
多くの場合、最初はその理想と現実のギャップに転職後苦しむものです。
そのため、コンサル転職するなら、
コンサル特化の転職エージェントに頼むのが一番安全です!
マジです。

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「中途社員が使えない」のは逆にチャンス?
ただ、「アクセンチュア社員が全員使える人材ではない」というのは
見方を変えれば、逆にチャンスかもしれません。
「え?どういうこと?」
と思われるかもしれませんが、
例えば僕の知り合いに、
他のコンサル会社からアクセンチュアに転職した人がいるのですが、
「周りのレベルが思ったより低いから無双できるw」といっていました。
トントン拍子で昇進し、今度シニアマネージャーになるらしいです。
このように周りのレベルが低いということは、
言い換えれば、逆に出世しやすく、
年収も右肩上がりになるチャンスが高いというメリットでもあります。
(マネージャーになれば年収1200万円〜1500万円、シニアマネージャーになれば1500万円〜2000万円くらいになりますからね)
しかも、アクセンチュアは曲がりなりにも世界的な一流企業の1つ。
社内には以下のような研修・教育制度は充実しております。
- 約1ヶ月の充実した入社研修
- 定期的なテーマ別勉強会の実施
- 24000以上のオンライン講座が見放題
- 他、多数の教育・研修プログラム
コンサル会社の中には、入社研修ゼロで即プロジェクトにアサインされるような会社もある中、入社研修を1ヶ月たっぷり実施しているというのはかなり充実していると思います!
なので、事前に企業分析をしっかりと行い、
エントリーする部門や職種を間違えさえしなければ、
そこまで大きなミスマッチも起こらないのではないかと思います。
また、いくら外資系コンサルといえど、いきなりクビにされることはまずないです。
(現在は「up or out(昇進か、クビか)」ではなく「up or stay(昇進か、現状維持か)」になりつつあるとか)
ただ、それでもアクセンチュアは
一定数「使えない社員」や「辞めていく社員」が出てくるリスクをとってでも
ここまで急速に人員を拡大する必要がありましたし、
また事実、近年はコンサル業界では稀に見るペースで採用を拡大してきました。
大量採用の理由
アクセンチュアは以下のようなペースで大量採用し、採用拡大してきました。
社員数がここ数年間で
6000人→18000人の3倍に増えている
各コンサル会社の社員数を比較してもその差は歴然。
社員数 | コンサルティングファーム名 |
アクセンチュア | 約21000名 |
デロイトトーマツ | 5263名 |
EYストラテジー&コンサル | 4003名 |
KPMGコンサルティング | 1795名 |
アビームコンサルティング | 7523名 |
ベイカレント・コンサルティング | 3692名 |
クニエ | 1000名 |
マッキンゼー&カンパニー | 約600名 |
BCG(ボストンコンサルティング) | 約950名 |
ベイン&カンパニー | 約100名 |
2023年現在、各コンサルファーム社員数(国内限定)
このようにアクセンチュアはその採用拡大のスピード、そして実際の総社員数ともに圧倒的です。
まさに昨今のコンサルブームは、アクセンチュアが引き起こしたといっても過言ではありません!
アクセンチュアが大量採用を行なってきた理由は以下のとおり。
DX案件によるコンサル業界(領域)の拡大
1つ目はDXやIT需要の高まりによるITコンサル業界そのものの拡大です。
AI、IoT、クラウド、5G、メタバースなどの技術革新に伴いIT及びDX系の需要が爆伸びしています。
国内DX市場の市場予測
国内ITコンサルの市場予測
2023年現在も年間30%の割合で伸び続けているITコンサル市場。
そのITコンサル市場で最大のシェアを誇るのがアクセンチュアです。
それでなくてもアクセンチュアは部門が種類もあり、ありとあらゆるプロジェクトが揃っています。
僕もアクセンチュアの面接の時、面接官に「アクセンチュアでできない案件はないからね〜」と言われたくらい、アクセンチュアの業務領域は幅広くAIでもメタバースでも、製造業でも化粧品会社でもなんでもありです。
それだけコンサル市場が現在伸びており、引き合いも強いため、世界最大のコンサル会社アクセンチュアではこれだけ大規模な採用活動をせざるを得ないのです。
ポテンシャル採用
また、アクセンチュアは社会人としてのスキルや実績がなくとも、その人のポテンシャル重視で採用してくれる傾向が強いです。
もちろん、「ポテンシャル採用」を積極的に実施しているが故に、即戦力ばかり採用している他のコンサルファームと比較され、
「アクセンチュアの社員は使えない」などと言われてしまう原因にもなりかねないのですが、言い換えれば「アクセンチュアは未経験者にも間口が広い」と言えます。
なので、社会人1年目〜3年目の第二新卒の方はもちろん、20代後半〜30代前半までであれば実績ゼロ・スキルゼロでも内定を取れる可能性が十分にあります。
実際僕も社会人歴1年ほどの26歳。
スキルや実績はゼロでただの販売店員でしたが、
コンサル業界に転職を成功させることができました。
詳しくは以下の転職体験記をご覧ください。
業界全体の働き方改革による人手不足
3つ目は昨今の働き改革の流れを受けた、コンサル業界全体の労働環境改善によって、昔のように過剰な残業がなくなったことによる人手不足です。
例えば「日経ビジネス(2018.8.8)」の記事で以下のような記載があります。
アクセンチュアの評判が悪く、これ以上人材を紹介できない。
しかし、このような状態を重く捉えたアクセンチュアは、
近年「プロジェクトPride」と呼ばれる働き方革新を進め、
残業時間も月20時間まで抑えられています。
(実際、離職率はここ数年間で半減し、離職率1桁台(業界平均20%)と非常に改善されています)
プロジェクト「PRIDE」画像
特にここ数年は新型コロナの影響で、多くのコンサル会社は「フルリモートOK」「完全リモート勤務」にシフトしつつあり、労働環境は改善されてきている一方で、
それまでコンサルタントを長時間稼働させてきた分の人員確保が必要になるのです。
今のコンサル業界はフルリモートかつ残業も少なく、かなりホワイトなのに業績は拡大傾向で人員も絶賛拡大中というボーナス状態(笑)
僕の場合も、残業時間は月に〜10時間程度(プロジェクトの時期にもよりますが)で、中には月に1〜2回しか出社しない社員も多くいますw
アクセンチュアの口コミ・評判まとめ
それでは、続いてアクセンチュアの口コミや評判を一部ですがまとめたので紹介します。
良い口コミ・評判
【アクセンチュアのメリット】
・激務だがジョブに恵まれれば、短期でスキルがつく
・ジョブとジョブの間に有給がある分だけ連続で使え、長期の休みが可能
・人間的に面白い人も多い
・転職後に活かせる人脈が作れる
・転職市場で価値が高い— 高学歴の就活2chまとめ (@elite_job) August 15, 2015
🚨令和女子のコスパ最強ルート💪🏼
女子枠で理科大合格
↓
女子限定奨学金で贅沢生活
↓
性別フィルターでアクセンチュア内定
↓
女性優遇で楽々年収1000万円良い時代だけど、中スペ男性からの嫉妬や嫌がらせが増えそう😂
— 遥華🌹 (@hhharuka0623) May 13, 2023
アクセンチュアの給与レンジ(ストラテジー&コンサルティング)
・順調に昇進した場合、Analyst2年→Consultant3年→Manager3年→Senior Manager5年〜
・メンバーの残業時間は月間45時間以内に抑えられている(その皺寄せが管理職にいっているとの話もある)https://t.co/JMb6PwQd93 pic.twitter.com/vGlMkkYQxp— OpenMoney (@OpenMoney_JP) September 17, 2023
給料や労働環境はもちろん、
女性の昇進や育休・産休などの制度に関する口コミも多かったです。
最新の口コミには以下のようなものもありました。
出典:オープンワークより
出典:タレントスクエアより
良くない口コミ・評判
一方で良くない口コミはこんな感じ。
朝から何回も同じ通知出てくるけどマジでない。アクセンチュアだけはマジでない。小保方みたいな『おっさん転がし』が新卒で入って出世するクソコネ会社。中途エンジニアは奴隷部隊。給与体系から何から全然違う。エンジニアは騙されてはいけない(戒め) pic.twitter.com/GhllxOCXBu
— SEC (@CASBJP) September 19, 2019
少なくとも弊社に来る人材を見る限りアクセンチュアやゴールドラットどころか、デロイトもろくな人材が来ないので、やはりコンサルは信用ならない。
— ふえー (@rucola_ac_ver2) October 28, 2023
『女尊男卑』
💃アクセンチュア💃「男1人の昇進につき女子2人を昇進させる」というあり得ない制度が生まれつつある外資系コンサル。「部下の女子社員から人事部へ通報されると絶対にPJから外される」というルールもあり、「話が噛み合わない」という理不尽な理由で外されてしまった社員も存在する。 pic.twitter.com/1rjN3JCqZz
— サレマ🕊 (@saelema_1899) June 13, 2023
マネージャーに昇進したら上司にこう言われる。「アクセンチュアへようこそ」と。昇進しねーヤツは人間扱いされない。そして、俺は鬱病で辞めた。3年以上経った今も精神科に通院中だ。人間らしくありたいと思うならココはやめとけ。ITで一生食ってくのはつれーぞマジで
— 高学歴の就活2chまとめ (@elite_job) August 15, 2015
IT部門の厳しさや人材の質について、
あるいは、こちらも女性の待遇が良すぎるあまり、
相対的に見て男性側の待遇が悪化しているという意見も見受けられました。
最新の口コミには以下のようなものもありました。
出典:オープンワークより
あくまで、上記の口コミ・評判はごく一部ですので
興味のある人はより詳細にアクセンチュアの評判を調べてみることをおすすめします。
以下の記事ではアクセンチュア以外の有名コンサルティングファームの
”よくない口コミ”についてもまとめています。
外資コンサルを目指す方はぜひ参考にしてください。
アクセンチュアに向いてる人・向いてない人
アクセンチュアに非常に興味が湧いてきました!
そんなあなたのために、最後にアクセンチュアに向いてる人と向いてない人を僕なりの解釈で紹介しようと思います。
アクセンチュアに向いてる人
アクセンチュアに向いてる人の特徴は以下のとおり。
✔️市場価値をあげたい人・キャリアを立て直したい人
✔️年収をガツンとあげたい人
市場価値をあげたい人・キャリアを立て直したい人
アクセンチュア(というよりコンサル業界全体)は、自分の市場価値をもっとあげたいとか、僕のように就活で大失敗してキャリアが詰んでしまった人がキャリアを立て直したいという人にはめちゃくちゃおすすめです。
コンサル業界では、資料作成スキル、会議設計スキル(ファシリテーション含む)、プレゼンスキル、業界の専門知識、構造的思考力などなど多くの汎用的なスキルが身につくため、
どんな業界、どんな会社に行っても活躍しやすい(=市場価値が上がる)です。
実際、コンサル出身者の次のキャリアとしては起業や独立も多いですが、転職無双してGAFAなどの外資系会社に転職したり、総合商社などの日系大手に転職する人も数多くいます。
特に僕のように就活サボってキャリアがボロボロ
・・・という人がなんとかキャリアを立て直して、
人生一発逆転させたい!という場合は、コンサル業界は超おすすめ!
頑張れば頑張った分だけ評価されますし、コンサル出身者というだけである程度の市場価値は担保できます。
年収をガツンとあげたい人
2つ目は「年収をガツンとあげたい人」です。上述したようにアクセンチュアの平均年収は864万円と高く、転職2年目〜3年目で1000万円を超える人も多数います。
新卒や第二新卒で入ったとしても最低550万円〜600万円での年収レンジでスタートできるので、とにかく年収をあげたいのであれば、アクセンチュアやコンサル業界はおすすめ。
参考までに各業界の平均年収(40歳時点)はこちら。
業界1つで生涯年収では「億」レベルで差がついてしまう残酷な事実。
各業界の平均年収(40歳時点)
僕も前職では年収400万円程度でしたが、コンサル会社に転職した瞬間、一瞬で年収600万円ですからね。
よく「年収は業界で決まる」とは言われますが、年収をあげたいなら業界を変えるしかありません。
とはいえ、未経験転職でアクセンチュアに転職する場合、
アクセンチュアのことをよく知るプロにサポートしてもらうのが一番成功確率が高いです。
(成功確率ももちろんですが、アクセンチュアのことをよく知らずに転職してしまうと「思ってたのと違う…」というミスマッチが起こりやすくもなります)

例えば、コンサル転職初心者がつまづきがちな
ケース面接対策や面接対策はもちろん、
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アクセンチュアに向いてない人
一方でアクセンチュアに向いてない人の特徴は以下のとおり。
✔️ITへの関心がゼロの人
✔️向上心がない人
ITへの関心がゼロの人
アクセンチュアの仕事の多くは、ITコンサルやSIer系のシステム開発や業務改革ソフトの導入などです。アクセンチュアは各業界(インダストリー)ごとに分かれており、担当する業界によって多少の違いはありますが、どこの業界部門に入っても全くITに関連しないプロジェクトはまずないです。
なので、ITやプログラミングなどに1ミリも興味がない人はアクセンチュアをはじめとしたITコンサルの業務内容にミスマッチかと思います。
マッキンゼーやBCGのようないわゆる「戦略系コンサル」をイメージしていると、
アクセンチュアに転職しても「なんか思ってたのと全然違う!」といって辞めていく人は結構います。
(アクセンチュアにも戦略部門はありますが、上位10%以下の狭き門です)
そうはいっても、アクセンチュアには「キャリアズ・マーケットプレイス」と呼ばれる社内向けの転職サイトがあり、自分のキャリアを自らの手で自由に選択することができるため、
万が一、アクセンチュアに転職して想像していた業務と違っても、選択肢はいくらでもあります。
(そもそもアクセンチュア出身というだけである程度の転職市場価値は担保されますし!)
向上心がない人
2つ目は「向上心がない人」。アクセンチュア(というかコンサル会社全般)は「バリバリ働いて自分のビジネススキルをあげたい!」「ガツガツ稼いで将来は起業する!」という向上心が高い社員が多いです。
なので、どちらかというと「ホワイトな会社で楽〜に働きたい」「俺は昇進とかいいからとにかく仕事量を減らして楽して稼ぎたいw」みたいなタイプはマッチしない可能性が高いです。
まぁ、よっぽどでなければクビになることはないため、
アクセンチュアで社内ニートして年収800万〜1000万くらいで
悠々自適に暮らすというのもアリかもしれませんが笑
以上のように
- ITへの関心がゼロの人
- 向上心がない人
という方はアクセンチュアにはあまり向かないと思います。
ただし、逆にいえば
ITに抵抗感がなく、バリバリ働いてドカンと稼ぎたい!という人には
アクセンチュアはぴったりな会社です。
ぜひ、あなたの転職活動の参考にしていただければなと思います。
また、以下の記事では「コンサル志望者におすすめの本2冊」を紹介しております。
コンサル業界に転職したい方はこちらも是非参考にしてください。
アクセンチュのお偉いさんに紹介していただいた
「これからコンサル業界で働くなら絶対読んでおくべき本」
について紹介しているので、コンサル志望、アクセンチュア志望の方はぜひご覧ください。
最後に
今回は、アクセンチュアの採用事情、転職難易度やアクセンチュアの裏の顔(内部事情)について嘘偽りのない解説をしてきました。
アクセンチュアの良い面・悪い面を忖度なくぶっちゃけて話している記事はほとんどないため、あなたの参考になれば嬉しいです。
ただ、一応勘違いして欲しくないのですが、
アクセンチュアという会社は年収・業務内容・労働環境、
どれを取っても世界でトップクラスの一流企業です。
もし、あなたがアクセンチュアに1ミリでも興味があるのであれば迷うことなく受けてみることをおすすめします。
しかし、
- アクセンチュアってなんかかっこいい!
- 外資系コンサルってキラキラしてて憧れる!
- なんとなく経営に携わりたい!
- とにかく年収をあげたい!
という”だけ”の理由だと
あなたのイメージとアクセンチュアの実態にギャップが生じてしまい、
転職しても後悔してしまったり、
そもそも内定が取れない可能性があるので、
それだけは気をつけていただきたいと思います。
アクセンチュアと一口に言っても、
各部門によってその年収から業務内容までまったく違います。
どの部門にエントリーするのかは慎重に検討する必要がありますし、
アクセンチュア以外にもあなたに本当に合ったコンサル会社が他にあるかもしれません。
そのあたりも含めて、
もしあなたが本気でアクセンチュアに入りたい!
コンサル業界に転職してキャリアを立て直したい!
と思っているのであれば、まずはコンサルのプロに聞くのがいちばんの近道。
ここまで読んでくれたあなたには特別に僕が実際に利用していたマジでオススメの転職エージェントを以下に紹介します。
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未経験からアクセンチュアに転職するならアクシスコンサルティング!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。