本当に愛する人と結ばれて、幸せな毎日を共に歩んでいく。
多くの人がそのような生活に憧れ、強く望んでいるのではないでしょうか。
しかし、恋愛とは(恋愛に限った話ではありませんが)、うまくいくことばかりではありません。
自分が愛する人が必ずしも自分を愛してくれるとは限らないし、
永遠の愛を誓ったはずの二人の愛はいつしか冷え切ってしまうことも少なくないのです。
「もう恋愛なんて当分いいや。疲れたし」
今回は、そんな恋愛に悩み、なかなか上手くいかない恋に疲れたあなたのために「恋愛の名言」をご用意しました。
パートナーの心をグッとつかみ、より良い関係を築くヒントが隠されている名言から
恋愛を斜め上の視点から捉えた(けれど本質をズバッとついた)名言まで幅広く紹介します。
また、「歴史的偉業を成し遂げた偉人たちでさえも、私たちと同じように恋愛には苦労してたんだなぁ」ということに気づき、
クスッと笑えて気持ちが楽になるかもしれません。(少なくとも私はなりました)
それでは、早速いってまいりましょう!
「恋愛の名言」と併せてどうしてもあなたに紹介したい本があります。この本はまさに私たちの恋愛感をガラリと180度変えてしまう1冊です。
その本の名は「幸せになる勇気」。アドラー心理学で一躍有名になった「嫌われる勇気」の続編です。
本書の中でこんな一節があります。
哲人 なぜ、多くの人は恋愛に「運命の人」を求めるのか?
どうして結婚相手にロマンティックな幻想を抱くのか?
その理由についてアドラーは、「すべての候補者を排除するため」だと断じます。
青年 候補者を排除する?
哲人 あなたのように「出会いがない」と嘆く人も、じつは毎日のように誰かと出会っているのです。
よほど特別な事情がない限り、この1年のあいだ誰とも出会わなかったという人はいません。
……あなたもたくさんの人と出会っていますね?
青年 同じ場に居合わせる、という程度も含むのでしたら。
哲人 しかし、そのささやかな「出会い」を、なにかしらの「関係」に発展させるには、一定の勇気が必要です。声をかけたり、手紙を送ったり。
青年 ええ、そうですとも。一定の勇気どころか、最大限の勇気が必要です。
哲人 そこで「関係」に踏み出す勇気をくじかれた人は、どうするか?
「運命の人」という幻想にすがりつくのです。
……いまのあなたがそうであるように。
目の前に愛すべき他者がいるのに、あれこれ理由を並べて「この人ではない」と退け、「もっと理想的な、もっと完璧な、もっと運命的な相手がいるはずだ」と目を伏せる。
それ以上の関係に踏み込もうとせず、ありとあらゆる候補者を、自らの手で排除する。
青年 ……い、いや。
哲人 こうして過大な、ありもしない理想を持ち出すことによって、生きた人間と関わり合いになることを回避する。
それが「出会いがない」と嘆く人の正体だと考えてください。
青年 わたしは「関係」から逃げている……?
哲人 そして可能性のなかに生きているのです。幸せは、向こうから訪れるものだと思っているのです。
「いまはまだ幸せが訪れていないが、運命の人に出会いさえすれば、すべてがうまくいくはずだ」と。
よくある理想論を語るでも、薄っぺらい恋愛テクニックを語るでもなく
極めて現実的に愛とは、そして幸せとはを指し示してくれる1冊です。
興味のある人はぜひ!
(個人的には紙の本もいいですが、オーディオブックの方が100倍おすすめです。スキマ時間にサクッと聞けますし、スラスラ頭に入ってきます)
今なら無料体験で通常価格3000円→2100円(30%オフ)の特別価格
恋愛の名言57
人が恋に落ちるのは、万有引力のせいではない。
‐アルベルト・アインシュタイン(「相対性理論」考案者)‐
恋愛とは二人で愚かになることだ。
‐ポール・ヴァレリー(フランスの作家)‐
恋人同士のけんかは、恋の更新である。
‐テレンティウス(ローマの劇作家)‐
本を読んでも、
物語りや歴史に聞くところからでも、
真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
‐シェイクスピア(「ハムレット」の作者)‐
戸惑えば戸惑うほど、
それは愛しているということなの。
‐アリス・ウォーカー(アメリカの作家)‐
一生涯一人の異性を愛することは、
一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。
‐トルストイ(ロシアの小説家)‐
別れることがなければ、
めぐりあうこともできない。
‐西洋のことわざ‐
男は目で恋に落ち、
女は耳で恋に落ちる。
‐ウッドロー・ワイヤット(イギリスの政治家)‐
運命の人は必ず現れる。
ただ彼は今頃アフリカあたりにいて、
しかも徒歩でこちらに向かっているに違いないわ。
‐オプラ・ウィンフリー(アメリカの司会者)‐
どんなに愛しているかを
話すことができるのは、
少しも愛していないからである。
‐ペトラルカ(イタリアの詩人)‐
愛する人の欠点を愛することのできない者は、
真に愛しているとは言えない。
‐ゲーテ(ドイツの詩人)‐
最高の愛とは、魂を目覚めさせるようなもの。
‐ニコラス・スパークス(アメリカの作家)‐
完全な愛とは、最も美しい欲求不満だ。
なぜならそれは、言葉以上のものだから。
‐チャーリー・チャップリン(イギリスの俳優)‐
私はこれまでの人生でずっと
「私は愛されない人間なんだ」
と思ってきたの。
でも私の人生には、それよりもっと悪いことがあったと、
はじめて気づいたの。
私自身、心から人を愛そうとしなかったのよ。
‐マリリン・モンロー(アメリカの女優)‐
愛というものは、
愛されることよりも、
むしろ愛することに存する。
‐アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)‐
もっと、もっと愛するということ以外には
愛の悩みに対する救済策はない。
‐ソロー(アメリカの作家)‐
その日、ひょっとしたら、
運命の人と出会えるかもしれないじゃない。
その運命のためにも、できるだけ可愛くあるべきだわ。
‐ココ・シャネル(「CHANEL」の創業者)‐
醜い女はいない。
ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
‐ラ・ブリュイエール(フランスの作家)‐
愛すること、
それは行動することだ。
‐ヴィクトル・ユーゴ―(フランスの詩人)‐
恋のチャンスは、熟れている時に
もがなければならない果物のようだ。
一度地に落ちたら、二度とチャンスはないだろう。
‐ポール・ヴェルレーヌ(フランスの詩人)‐
恋愛で第一に大事なことは何かと聞かれたら、
私は好機をとらえることと答えるだろう。
第二も同じ、第三もやはりそれだ。
‐モンテーニュ(フランスの哲学者)‐
恋とは自分本位なもの。
愛とは相手本位なもの。
‐美輪明宏‐
愛はお互いを見つめ合うことではなく、
共に同じ方向を見つめることである。
‐サン=テグジュペリ(フランスの作家)‐
愛は支配しない。
愛は育てる。
‐ゲーテ(「ファウスト」の作者)‐
彼と幸せでいたいなら、彼を深く理解し、少しだけ愛すこと。
彼女と幸せでいたいなら、彼女を深く愛し、彼女を理解しようとしないこと。
‐ヘレン・ローラン(アメリカのジャーナリスト)‐
ほどほどに愛しなさい。
長続きする恋とはそういう恋だよ。
‐シェイクスピア(イギリスの劇作家)‐
異性に心を奪われることは大きな喜びであり、必要不可欠なことです。
しかし、それが人生の中心になってはいけません。
もしそうなったら、人は道を見失ってしまうでしょう。
‐アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者)‐
男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。
女は結婚するとき、男が変わることを望む。
お互いに失望することは不可避だ。
‐アインシュタイン‐
期待なしに恋をする者だけが、恋の味を知る。
‐シラー(ドイツの詩人)‐
男の人って、一度女を愛したとなると、
その女のためなら何だってしてくださるでしょ。
たった一つ、してくださらないもの、
それはいつまでも愛し続けるってことよ。
‐オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人)‐
未熟な愛は言う。
「愛してるよ、君が必要だから」と。
成熟した愛は言う。
「君が必要だよ、愛してるから」と。
‐エーリヒ・フロム(ドイツの社会学者)‐
男は女の最初の恋人になりたがるが、
女は男の最後の恋人になりたがる。
‐オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人)‐
初恋の最大の魅力は、
「恋がいつか終わる」
ということを知らない点にある。
‐ディズレーリ(イギリスの政治家)‐
一人を失ったからといって嘆くことはない。
男と女は半分ずついるのだから。
‐「礼記・後漢書」‐
少女の恋は詩なり。
年増の恋は哲学なり。
‐長谷川如是閑‐
古くなって値打ちが出るものを
私は二つしか知らない。
酒と恋する男である。
‐ロペ・デ・ベガ(スペインの劇作家)‐
男は子供のようなものだと心得ている限り、
あなたは、あらゆることに精通していることになるわ。
‐ココ・シャネル(「CHANEL」の創業者)‐
恋には四つの種類がある。
情熱の恋、趣味の恋、
肉体の恋、虚栄の恋。
‐スタンダール(フランスの小説家)‐
愛には三種類ある。
美しい愛、献身的な愛、活動的な愛。
‐トルストイ(ロシアの小説家)‐
あの人が私を愛してから、自分が自分にとって
どれほど価値あるものになったことだろう。
‐ゲーテ(ドイツの文豪)‐
人を愛せるかどうかで、
若くいられるかどうかが決まるのよ。
‐ダイナ・ショア(アメリカの歌手)‐
自己侮蔑という男の病気には、
賢い女に愛されるのが
最も確実な療法である。
‐ニーチェ(ドイツの哲学者)‐
愛されることより、愛することを。
理解されることより、理解することを。
‐マザー・テレサ(ノーベル平和賞受賞者)‐
愛されないということは不運であり、
愛さないということは不幸である。
‐アルベール・カミュ(フランスの作家)‐
あなたにめぐり逢えて
ほんとうによかった
生きていてよかった
生かされてきてよかった
あなたにめぐり逢えたから
つまづいてもいい
ころんでもいい
これから先どんなことがあってもいい
あなたにめぐり逢えたから
ひとりでもいい
こころから そういって
くれる人が あれば
‐相田みつを‐
じぶんお会いに値する相手かどうか、
考える前にまず愛せよ。
‐ウィリアム・ワーズワース(イギリスの詩人)‐
恋愛とはサメのようなものだ。
常に前進してないと死んでしまう。
‐ウディ・アレン(アメリカの映画監督)‐
愛を恐れるということは、人生を恐れることだ。
人生を恐れるものは、既にほとんど死んだも同然だ。
‐バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)‐
恋の始まりは、
晴れたり曇ったりの
4月のようだ。
‐シェイクスピア‐
失恋があるからこそ、
人生って素晴らしくなるのよ。
ーーーただし、5年後の話だけど。
‐フィリス・バッテル(アメリカのジャーナリスト)‐
恋愛は、チャンスではないと思う。
私はそれを意志だと思う。
‐太宰治(小説家)‐
自分が自分自身に出会う、
彼女が自分自身に出会う、
お互いが相手の中に
自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ。
‐岡本太郎(芸術家)‐
これまで見たものの中で、
最も美しかったものは、
腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。
‐グレタ・ガルボ(スウェーデンの女優)‐
もし本当に愛したいと願うなら、
許すことを知らなけれななりません。
‐マザー・テレサ‐
愛は開放するもの。
‐マヤ・アンジェロウ(アメリカの詩人)‐
もしキミが100歳まで生きるとしたら、ボクは100歳の誕生日を迎える一日前まで生きたい。
そうすれば、キミなしで生きなくて済むでしょ?
‐アラン・アレクサンダー・ミルン(「くまのプーさん」の生みの親)‐
あなたは愛することを教えてくれた。
今度は、忘れることを教えてください。
‐アイリス・マードック(イギリスの小説家)‐
恋愛の名言まとめ
いかがでしたか?
恋愛する元気が湧き出てくるステキな名言は見つかったでしょうか。
世界的ベストセラーとなった「嫌われる勇気」の続編「幸せになる勇気」にはこうあります。
たとえば、相手の好意をなんとなく察知した瞬間、その人のことが気になり、やがて好きになっていく。こういうことはよくありますよね?
(中略)
これは、たとえ自分の勘違いだったとしても、なんとなく「愛される保証」が確保できた状態です。
「あの人は、きっと自分のことが好きなのだ」「自分の行為を拒絶したりはしないはずだ」という担保のようなものを感じている。
そしてわれわれは、この担保を頼りに、より深く愛していくことができるわけです。
つまり、裏を返せば「愛される保証」が得られない限り多くの人は、目の前の関係から逃げ出してしまうということでもあります。
哲学者エーリッヒ・フロムはこう言っています。
愛するとは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらがきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。
つまり、あなたが愛を得たいなら、誰かと素敵な関係を築いて幸せになりたいなら
相手は関係ありません。あなたが「愛する」かどうかがすべてです。
詳しくは「幸せになる勇気」をご覧ください。
恋愛だけでなく、仕事や人生、子供の教育についても役立つ知識が得られるはずです。
筆者イチオシのオーディオブック版
本書は紙の本や電子書籍ではなく、ぜひともオーディオブックでこそ聞いていただきたい1冊です。
オーディオブック?なにそれ?という方は以下の記事をご参照ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。