「オーディオブックは効果がない」という人に教えたい繰り返すメリット

オーディオブック

 

もっとたくさんの知識をインプットしたい

本を読むのが苦痛で、どこかにいい方法はないだろうか

 

そんな方におすすめなのが

今、私がハマってる「オーディオブック」です。

 

オーディオブックはこちらが意識的に情報を取ろうとしなくても

音声が勝手に流れてくるので、ただ聞き流すだけで本をインプットできます。

 

しかも、耳さえ空いていればOKなので

通学や通勤、家事の時間や子育ての合間など”スキマ時間”を使って

「ながら読書」ができます。

 

ただ、こういうと多くの人は

 

いやいや、ただ聞き流すだけの読書なんて効果ないでしょw

オーディオブックなんて頭に入らなそう

 

と反射的に考えてしまうと思います。

 

そこで今回は、オーディオブックは本当に効果がないのか?

そして、オーディオブック(及び読書)を効果的にインプットする上で、

多くの人が見逃している「事実」について話していこうと思います。

 

オーディオブックは効果がない?

 

もしこれが”紙の本と比べて”オーディオブックは効果がない

という意味なら、確かにそうだと思います。

 

はっきり言って、

 

オーディオブックは紙の本に比べて”効果がない”。

 

少なくとも私はそう思います。

 

というのも、

オーディオブックはその性質上、

良くも悪くも”受動的な読書”にならざるを得ないからです。

 

朗読された本を聞き流すだけでインプットできる。

 

これは

スキマ時間に”ながら作業”で本が読める

読む意識が薄くても「断片的に」知識が入ってくる

というメリットではありますが、

 

裏を返せば、

集中力がキレやすい(=聞き飛ばしてしまう)

というデメリットにもなります。

 

だから、単純な

効果(=頭に入るか)を比較した場合、

オーディオブックは紙の本ほど

”効果はない”といえます。

(あくまで個人的な感想に過ぎませんが)

 

結局、どれだけ繰り返したか

 

ただし、これはあくまでも

オーディオブックを1回しか聞かなかった場合の話です。

 

オーディオブックは

繰り返し何度も聞くことでこそ、

初めて効果的に活用できるのです。

 

紙の本とオーディオブックどっちが効果あるのか、

という話をするとき、

なぜかどちらも簡単に読める(聞ける)前提で

比較していますが、

 

オーディオブックの最大の魅力

そのハードルの低さです。

 

通勤や家事の時間などのスキマ時間に

再生ボタンをポチッと押すだけで

あとは勝手に本がインプットされる

(たとえその効果が紙の本に及ばないとしても)

 

この手軽さは実は、何かを学ぶ、知識を蓄える上で

何より大きな武器になります。

 

なぜか?

 

答えは簡単です。

 

学習するハードルが低いほど

繰り返しインプットするのが容易になるからです。

(たとえ1回のインプットあたりの効果(頭に入るか)が低いとしてもです!)

 

私たちはしばしば完璧主義に陥り

 

  • 1回で完璧にインプットしなければならない
  • 一言一句聞き逃さないように集中して聞く必要がある
  • わからない部分をそのままにしちゃダメ

 

などと思い込んでしまいます。

 

でも、考えるまでもなくそんなことはそもそも不可能なのです。

 

1回さらっと聞いただけで

完璧に頭に叩き込める人など、そうそういません。

 

基本的に私たち人間は

同じ内容を5回、10回と繰り返し復習することで

徐々に記憶に定着させていくものです。

 

裏を返せば、

・学んだ内容が頭に入ってこない

・勉強したのに成果が出ない

という人は、ほぼ100%「反復不足」です。

 

やり方が悪いのでも

あなたの頭が悪いのでもありません。

 

ただ単に、繰り返していないのです。

 

例えば、あなたは最近読んだ本の内容を

スラスラ”暗唱”できますか?

 

よほど記憶力がいい人でも

ざっくりとした本の内容や

印象に残った部分しか

覚えていないのではないかと思います。

 

でも、「九九の二の段は?」と聞かれれば

ほとんどの人がスラスラ暗唱できます。

 

これは小学生の頃に

ひたすら九九を反復したことで

あなたの脳がその情報を”必要な情報だ”と判断し、

いつでもすぐに取り出せる場所(脳の記憶を司る部分)に

保存しているからです。

 

何もこれはオーディオブックに限った話ではりません。

紙の本だろうが、電子書籍だろうが

私たちは反復しない限り、知識を頭に入れることはできないのです。

 

エビングハウスの忘却曲線をあなたは知っていますか?

 

人は一度学習した内容を

 

20分後:42%忘れる

1時間後:56%忘れる

1日後:74%忘れる

 

と言われています。

 

Twitterより引用

 

あくまでこの数値は”復習”しなかった場合の話で、

定期的に繰り返し学びなおすことで知識は徐々に定着していきます。

 

しかし、この忘却曲線からわかるように

紙の本もオーディオブックも

”復習しなければ”どのみち

その知識の大部分は忘れてしまいます。

 

そう考えると

オーディオブックと紙の本の理解度の差なんて、

ぶっちゃけ「誤差」に過ぎません。

 

紙の本で読んだか、オーディオブックで聞いたか

という「媒体」の差や「集中力」の差よりも

「どれだけ繰り返したか」が重要なのです。

 

繰り返した場合の忘却曲線(出典:Manabrain

 

オーディオブックは「繰り返す」ことで化ける

 

「効果=繰り返した回数」だとすれば

どれだけ繰り返し反復学習できるのか?

が何より大事になってきます。

 

そして、その場合

オーディオブックは極めて効果的な学習ツールに化けます。

 

そもそも

オーディオブックは1回で完璧なインプットなど

最初から求めていません。

 

どんなに忙しい人でも、

読書のモチベーションが全くない人でも

5分と集中力が持たない人でも、

スキマ時間を使って断片的に本をインプットできるのがオーディオブックです。

 

・一言一句、集中して聞かなければならない

・1回で本の内容を頭に入れなきゃいけない

・わからないところは巻き戻してでも、理解しなければならない

 

そんなこと考える必要は1ミリもありません。

 

どうせ、後で繰り返し聞くのだから

最初の1回で理解できなくても全然OK!

くらいの感覚で大丈夫です。

 

途中で集中力が切れたり、聞き飛ばしてしまっても全然構いません。

理解できない部分は、そのまま聞き流してしまってOKです。

(次で、いや次の次くらいに少しだけ理解できればいっか( ´∀`)くらいの感覚です)

 

例えば、私の場合、

基本的に通勤や家事の時間でオーディオブックを聞いて

「これだ!」と思ったオーディオブックはひらすら繰り返し聞きます。

(最低3回、できれば5回は繰り返し聞きますし、良い本であるほど聞くたびに新たな学びがあります)

 

オーディオブックは、ただ聞き流すだけなので

同じ本でも飽きずにスラスラ聞けます。

 

というか、そもそも断片的にしか知識が入って来ないので、

何度聞いても「え?初めて知った!」という

”今まで聞き逃していた部分”が必ず見つかります。

 

2倍速、3倍速と再生速度をあげれば

情報のシャワーを浴びてるみたいで脳が活性化された感覚になりますし、

時短になって、さらに多くのオーディオブックを聞けます。

 

日本を代表するオーディオブックサイト「audiobook.jp」の上田会長はこう言っています。

 

忙しいビジネスパーソンでも”耳”のスキマ時間は1日3時間以上あるという方が大半です。

新書1冊の文字数は8万〜10万字、オーディオブックは1時間で約2万字聴けるので、スキマ時間で2日に1冊は本が読めます。

 

ちなみに毎日3時間のスキマ時間があって(サラリーマンの平均通勤時間は往復約2時間らしいです)

8万字のビジネス書をオーディオブックで聞くとすると、

スキマ時間だけで月22〜23冊聴ける計算になります。

 

オーディオブックにはMAX4倍速まで高速再生する機能があり、2倍速で聞けばその倍の45冊前後、4倍速ならさらに倍の90冊ほど聴けます←とはいえ、さすがに聞く本全てが8万時ということはないと思いますが笑。多分、もうちょっと分量は多いです。

 

そう考えると、まず前提として

単純な”読書量だけ”で考えれば

紙の本よりオーディオブックの方が

圧倒的に多くなります

 

私も一時期、毎日10ページずつ本を読むと決めて

読書習慣を作ろうとしましたが、

その時は月にせいぜい3、4冊ほど読むのが精一杯でした。

(ちなみに紙の本の読書習慣は3ヶ月と持たずに挫折しました。むしろよく続いたくらいです)

 

でも、今はオーディオブックを

毎日の通勤時間(1時間〜1時間半)に聞くだけで

毎月20〜30冊ほどインプットできています。

 

オーディオブック利用開始2ヶ月間の記録

(およそ60日でオーディオブック50冊以上(月27冊ペース)視聴)

 

ざっくりですが、”読書量だけ”でいえば

オーディオブックは紙の本の

軽く「10倍」以上はインプットできるはずです。

(もちろん、どんなに大量の本をインプットしたところでそれが頭に残らなければ意味はありませんが!)

 

勘違いしないでくださいね?

 

私はオーディオブックは読書量がすごいからおすすめ!

・・・と言っているわけではありません。

 

どんなにインプットしても”広く浅い”知識を身につけたところで

あまり役には立たないですからね。

 

そうではなく、私が言いたいのは

その読書量を色々なオーディオブックに手を出すのではなく

 

「これだ!」と決めた特定の本に絞って

”スラスラ暗唱できるくらい”繰り返し聞くことで

オーディオブックは効果的(頭に入る)&挫折しない

革命的な読書ツールになるということです。

 

紙の本は初心者にはハードルが高い?

 

一方、紙の本は、1回読み切るだけでも

それなりの時間と集中力を必要とします。

(私は今までに何度「読もう!」と意気込んで積読してしまったかわかりません)

 

まず読書のための時間をしっかりと確保した上で

落ち着いて本を読める環境を用意し、

ある程度のモチベーションと集中力を維持しなければ

とても紙の本を読み切ることはできません。

 

それだけ頑張って知識が頭に残るなら

”まだいい”かもしれませんが、

先ほども言ったように脳に記憶が定着するかは、

どれだけ繰り返し反復したかがカギを握ります。

 

1回読み切るのさえ難しい紙の本を

しっかり記憶に定着するまで繰り返し読み返すのは、

果たしてどれだけの労力と時間が必要になるでしょうか?

 

もちろん、不可能ではありません。

 

紙の本であっても、1回で完璧に頭に入れようとはせず

ハードルを下げて地道に取り組めば、

挫折することなく紙の本でも頭に入れられるかもしれません。

(それでも読書初心者にはハードルが高すぎると思いますが)

 

そして、万が一

紙の本を繰り返し読み込むだけの

モチベーションと集中力、

それに十分な時間や環境を確保できたとして

”プラスで”オーディオブックも活用した方が間違いありません。

 

だって、オーディオブックは

 

「手」と「目」が拘束されていて

今ちょっと紙の本が開けない…

 

というスキマ時間(移動中や家事の時間など)

にサクッとインプットできますからね。

 

あなたが紙の本を繰り返し反復できるかどうか、

あなたが紙の本を読む習慣を身につけているかどうかは、

ぶっちゃけ、関係ありません。

 

「おまけ」でオーディオブックで”も”

反復できるなら、するに越したことはないのです。

(とはいえ、すべての書籍がオーディオブック化されているわけではなく、紙の本に比べるとオーディオブックのラインナップはまだまだ少ないですが)

 

オーディオブックと紙の本、どっちが効果があるのか?

とかいう以前に、そもそも紙の本とオーディオブックは

活用するシーンや目的が全く違います。

 

しかも、紙の本より

はるかに簡単かつ効率的に

繰り返しインプットできるのですから、

オーディオブックを使わない手はないです。

 

あっ、言い忘れてましたが

別に必ずしもオーディオブックである必要はないです。

 

私がとにかくおすすめしたいのは

オーディオブックというツールそのものより

スキマ時間を使った「音声学習」ですから。

 

別にYouTubeでもどっかの音声教材でも、

スキマ時間を使って、効率的に繰り返すことで

驚くほど簡単に知識が記憶に定着します。

(あくまでオーディオブックはその1つの選択肢に過ぎません)

 

これこそが、何かを学習する上で

私が最も重要だと思う「反復学習」の極意であり、

オーディオブック(及び音声学習)の大きな魅力の1つです。

 

最後に

まとめると

 

✔️完璧なインプットなんて無理

✔️重要なのは「どれだけ繰り返したか」

✔️オーディオブック(音声学習)はそのハードルの低さゆえに「反復学習」にはピッタリ

 

一言で言うと

オーディオブックを聴くなら繰り返し聴かなきゃ意味ない

(しかもスキマ時間に”プラスα”でオーディオブックを聞くだけならタダ!)

ということ。

 

もちろん、これはあくまで私の中で革命的だったに過ぎず、

必ずしもあなたにも同じように効果があるかはわかりません。

 

人によってそれぞれ自分に合う読書法があるので、

色々試していただければなと思います。

 

でも、あなたの脳の構造が一般的な構造と大きくかけ離れていかなければ

きっと遅かれ早かれ気づきます。

 

あぁ、繰り返さないと覚えられないんだと。

 

そのとき、紙の本で十分に反復できるならいいですが、

どこか無理したり、苦痛を伴うなら

1つの有効なツールとしてオーディオブック(音声学習)も

検討していただければ幸いです。

(少なくともスキマで聞くだけならデメリット0なので!)

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

追伸

本文では繰り返し反復するならオーディオブック一択!

くらいに書きましたが、

実は紙の本にも「繰り返し読む」上で、

オーディオブックにはないメリットはあります。

 

例えば

・メモを取って読み返したり

・一部分だけ読み返したり

 

など、部分的に読み返す上では、

紙の本や電子書籍の方が、圧倒的にやりやすいです。

(オーディオブックは基本通しでノンストップで聞き流すのが主流なので)

 

だから、本当は

紙の本もオーディオブックもどちらも

読書の意図や目的に合わせて併用しつつ

効果的に反復学習をしてほしいと思います。

(科学的にも複数の媒体で同じ内容をインプットすることで記憶効率は上がるそうです)

 

例えば、

メインは紙の本で読書しつつ、

スキマ時間で読んだ本をオーディオブックで復習するでもいいし、

 

私のように

基本はオーディオブックでスキマ時間に本をインプットしながら

本当に気に入った本だけを電子書籍で買い直して

時間があるときに読み返すでもいいです。

(全部は読みません。重要だなと思った部分だけさらっと復習する感じです)

 

いずれにしても、あなたにあった

自分なりの読書スタイルを確立し、

 

より効果的な読書、

より負荷なく続けられる読書ライフ

(途中で挫折してしまうのが一番勿体無いので)

を築いてほしいなと思います。

 

改めまして最後まお読みいただきありがとうございました。

 

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