こんにちは、yuuです。
今回は、私の人生史上No.1書籍(オーディオブック)
「嫌われる勇気」について話していこうと思います。
「嫌われる勇気」が私に与えた影響は計り知れず
私の思考や価値観の9割は本書「嫌われる勇気」で作られた
と言っても過言ではありません。
影響を受けたのは私だけではありません。
「嫌われる勇気」はユング、フロイトと並ぶ
”世界3大心理学者”の1人アルフレッド・アドラーの教えを
青年と哲人の対話形式でわかりやすく体系的にまとめた1冊ですが、
アドラー教えは世界中の思想家や著述家に影響与えました。
例えば「人を動かす」の著者、デール・カーネギー。
世界で4000万部売れた自己啓発書「7つの習慣」の著者、スティーブン・コビー。
彼らの思考や著書の中にもアドラーの教えのエッセンスが多分に含まれています。
「嫌われる勇気ーー自己啓発の源流「アドラー」の教え」
というタイトルの通り、まさに自己啓発の原点であり、
自己啓発本はこれ1冊で十分と言えます。
(というか、巷の自己啓発本は「嫌われる勇気」や「7つの習慣」の内容を別の表現で語っているものがほとんどです)
じゃあ、今すぐ嫌われる勇気を買って読めばいいの?
と言われるとそうでもありません。
本書「嫌われる勇気」はオーディオブック(聞く読書)でこそ、
是非とも”体験”していただきたい1冊だからです。
(むしろ、紙の本で読むなら「普通におすすめ」ではあるものの、必ずしも読まなくてもいいかなという感じです)
なぜ私がここまで「嫌われる勇気」のオーディオブック版をおすすめしているのか
今回はその理由について語るとともに、是非ともあなたが「聞く読書」デビューをするきっかけになればと思います。
(嫌われる勇気をきっかけに聞く読書にハマれば、あなたの人生は大きく変わることを私が保証します)
「嫌われる勇気」のオーディオブック版が超絶おすすめだった
私は今から2年ほど前に
Amazonオーディブル(世界最大のオーディオブックサービス)で
「無料体験で今ならオーディオブックどれでも1冊プレゼント!」
という神キャンペーンを見かけ
「嫌われる勇気」が人気ランキングにあった、というだけの理由で
なんとなく聞いてみました。
(ちなみに今は、Amazonオーディブルのどれでも1冊無料プレゼントは終了しました。現在は「聴き放題プラン」に移行し、最初の30日間無料というキャンペーン開催中です)
私はそこでアドラーの教えを初めて知って衝撃を受けた!
・・・わけではありません。
実は、それ以前にも「嫌われる勇気」が日本で話題になったとき
本屋でなんとなく本書「嫌われる勇気」を手に取り、
大まかな内容はその時すでに知っていました。
本屋で初めてアドラーの思想を知った時は
「ふーん。斬新な考え方だな」くらいの感覚で、
特に感銘を受けるとかは全くなかったです。
(むしろ、なんでこの本がこんなに流行ってるんだろう?と疑問に思ったくらいです)
ただ、それから数年越しに
オーディオブックで改めて「嫌われる勇気」を聞くと
全く別の印象を受けました。
あれ?こんな内容だったっけ?
もしかして間違えて別の本買っちゃった?
と思ったくらいです。
紙の本を読むよりスラスラ内容が頭に入ってきて
「そういうことだったのか!」と人生観が変わる体験をしました。
(大げさだろと思われるかもしれませんが、確かにその時はそう感じたのです!)
オーディオブックってただ本の内容を朗読しただけでしょ?
それだけで頭に入るの?
聞く読書なんて効果ないんじゃない?
そう思われる方も多いと思いますし、
私自身がオーディオブックを聞くまでは全く同じように思ってました。
「わざわざ本の朗読を耳で聞く意味がわからん。
しかも、本の朗読ってなんか退屈そうだし、絶対ムダでしょw」
そんな風に思っていましたし、
実際、オーディオブックの中には
退屈で頭に入らないものも多く存在します。
(まぁ、オーディオブックはただ聞き流すだけで本の内容を”断片的にでも”インプットできるのが魅力であって、1回聞けば内容を完全に理解できると思う方がおかしいのですが)
だから、すべてのオーディオブックがおすすめ!
・・・などというつもりはありません。
でも、「嫌われる勇気」のオーディオブックは別です。
紙の本以上にスーッと頭に入ってきて
気づいたら聴き終わっていました。
(しかも、めちゃくちゃタメになる!)
その理由はいくつかあると思うのですが、
まず2人のナレーターの朗読が素晴らしい!
てらそままさきさん、金野潤さんという2人の
プロのナレーターさんが「哲人役」と「青年役」のパートを分けて
実際の対話形式で朗読してくれています。
(普通、ナレーターは1人しかいません)
その2人の掛け合いが、聞き手をグイグイ引き込んで
スラスラ内容が頭に入ってきます。
紙の本でインプットするより何倍も頭に残りますし、
聞き流すだけでいいので紙の本に比べて何倍も楽です。
(たぶん、紙の本で改めて「嫌われる勇気」を読もうとしていたら、いつものように挫折して”積読”してたと思います)
ただ、勘違いしないでくださいね?
決して「嫌われる勇気」を聞いたからといって
すぐさま人生が変わるわけでも、
人生の悩みが一瞬にして消えるわけでもありません。
確かに私も初めて「嫌われる勇気」を聞いた瞬間は
「よし、これで人生変わったな」くらいの衝撃を受けましたが
その高揚感も長くは続きません。
(これは「嫌われる勇気」の内容がどうとかではなく、そもそも人間とはそういうものです)
1回聞いたくらいでは
ただ一時的にモチベーションが上がって終わりです。
そもそも自己啓発本ってそういうものじゃないですからね。
アドラーの教えを自分の中にしっかり腑に落として理解するには、それなりに時間がかかりますし、
ましてやそれを現実世界で活用し、実際に人生がが変わり始めるのはもっと先の話です。
このことは本書でも認められており、
「嫌われる勇気」の続編「幸せになる勇気」では次のように書かれています。
(ちなみに、私は嫌われる勇気のオーディオブックを聴き終わった瞬間、いてもたってもいられず。気がつけば続編「幸せになる勇気」のオーディオブック版もポチッと購入していました)
もしもアドラーの思想に触れ、即座に感激し、
「生きることが楽になった」と言っている人がいれば、
その人はアドラーを大きく誤解しています。
要するに、アドラーの教えは
”知ればすぐさま人生が変わる”
魔法の薬ではないのです。
何度も繰り返し聞いて、自分に自問して
そうやって少しずつ「アドラーの教え」が自身の血肉となっていく。
そんな本(オーディオブック)です。
だからこそ、何度も繰り返し聞き込めるオーディオブックがいいのです。
オーディオブックの最大の魅力はインプットのハードルがとにかく低いこと。
家事の時間や通勤・通学などの「スキマ時間」にただ聞き流すだけでいいので、
どんなに三日坊主や読書のモチベーションが続かない人でも、
挫折する可能性が限りなく”0”に近いです。
(紙の本の場合、1回読み切るのでさえ一苦労ですからね)
現に私はすでに通勤の時間を利用して、
軽く”5回以上”は繰り返し聞いていますし、
聞くたびに新たな気づきが得られます。
(本当の名著とはそういうものです)
「嫌われる勇気」はそのタイトル通り、
承認を求めるな!嫌われることを恐れてばかりいると自由な人生は送れないぞ!
という部分ばかりがクローズアップされるのですが、
本書はアドラーの教えを体系的かつ分かりやすく学べる
アドラー心理学の”教科書”的な1冊であり、
その本質(最終目的地)は
「人は誰かの役に立っているという実感を持てたときだけ、人生に踏み出す勇気が得られる」
という部分にあると思います。
- 社会に貢献しなさい
- 誰かの役に立ちなさい
これはあらゆる自己啓発本で繰り返し言われてきていることですが、
アドラーの教え(及び「嫌われる勇気」)の斬新な点は
誰かに貢献している”実感”と言っているところです。
つまり、「実感」さえ持てればいいわけで
実際のところ、なんの貢献もできていないばかりか、
仮に迷惑しかかけていないとしても
本人が貢献実感さえ得られれば、「勇気」が湧いてくるのです。
私は本書を聴く上で、この点を特に注意して聞いて欲しいと思うと同時に、
ぶっちゃけて言えば、別にあなたが「嫌われる勇気」のオーディオブックを
実際に、聞いても聞かなくても、どっちでもいいと思っています。
もっというと、このオーディオブックを聞いて
あなたの人生が変わっても変わらなくても
どっちでもいいです。
なぜなら、今こうして私が
私の人生を変えたアドラーの教えとそのきっかけとなった
本書「嫌われる勇気」をあなたに紹介することで
私はあなたが人生を変える手助けをしているという実感さえ得られれば、
あとはなんでもいいからです。
言い換えれば、私は自分がひどく感銘を受けた
「嫌われる勇気」のオーディオブック版をあなたに教えることで
私があなたの役に立っているという実感を得るためだけにこの記事を書いています。
(この記事というか、このブログ自体の目的がそれなのですが笑)
もう一つ私の打算的な話をすると、
私はこのオーディオブックを紹介することであなたに何かしら役に立つことはあれど、
その逆はないなと思い、今こうして紹介しています。
なので、嫌われる勇気(オーディオブック)を聞いて
あなたが”損”することはまず「無い」だろうと思い、
私は少なからず「あなたの役に立っている」という実感を味わうことができるな
という計算のもと、あなたにこうして紹介している次第です。
そして、現に私はあなたに本オーディオブックを紹介し、
「あ〜、この記事きっかけで人生変わる人も出てくるだろうな(ドヤっ)」
と思えているので見事目標達成です(笑)
「嫌われる勇気」のオーディオブック版は
Amazonオーディブルとaudiobook.jpで購入できます。
Amazonオーディブル | audiobook.jp |
ナレーター:てらそままさき・金野潤 | ナレーター:小林範雄・市村徹 |
1650円 | |
Amazonオーディブルで「嫌われる勇気」を視聴する | audiobook.jpはこちら |
audiobook.jpの方が500円くらい”安い”のですが、
是非とも私は「Amazonオーディブル」で聞いて欲しいと思っています。
なぜなら、ナレーターが違うから。
audiobook.jpもプロのナレーターで決して朗読の質は低くはないと思いますが、
てらそままさきさんと金野潤さんの2人の朗読で聞いてこそ意味があるとさえ思います。
一応、無料体験から会員限定の30%オフ特別価格で買えば
2100円と紙の本とそこまで変わらない値段で手に入る上に
12万冊以上(日本語タイトルは2万5000冊)が30日間聴き放題の
「おまけ」付きです。
(解約手続きは忘れずに!)
どうせだったら、30日間聴き放題プランが無料で楽しめるのですから、
この機会に、是非ともいろいろ聞いて見てください。
(あるいは、まずはオーディオブックが自分に合うか無料体験で試すのもアリです)
- 人を動かす
- 夢をかなえるゾウシリーズ
- 仕事は楽しいかね?
- 人は話し方が9割
- GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代
・・・など
「え?これ全部無料体験で聞き放題なの?」という
豪華なラインナップが楽しめるので
通勤や家事などの「スキマ時間」が多い人にとっては、
「嫌われる勇気」より、むしろこの聴き放題サービスの方が魅力的だったりします。
(逆に、耳のスキマ時間がほとんどない人にはあまりおすすめしません)
>>>Amazonオーディブル無料体験はこちらから(いつでも解約できます!)
人気タイトルが無料で聴ける
それでも私としてはたった3000円で、
一生かけて聴き込む「座右の書」が手に入るのだから
お買い得どころの話じゃないのですが、
もし仮に3000円(会員価格なら30%オフの2100円)が
「高い!」と思われるようでしたら
絶対に買わないことをオススメします。
これからの長い人生で
10回聞けば1回あたり300円。
100回聞けば1回あたり30円。
(会員価格で買えば210円と21円)
これを高いと思うか、安いと思うかはあなた次第ですが
迷うなら別に買わなくてもいいと思いますよ。
ただ、私がこれまで200冊以上聞いてきたオーディオブックの中で
ぶっちぎりのNo.1オーディオブックなので
気が向けば是非サンプルだけでも聴いてみてください。
最後に
ここまで「嫌われる勇気最高!」くらいの感覚で絶賛してきましたが、
このオーディオブックをきっかけに私はオーディオブックにハマり、
今では通勤中や家事の時間は必ずイヤホンを耳に突っ込んで、
聞く読書を楽しむようになりました。
そこから何冊もの素晴らしいオーディオブックと出会うきっかけになりましたし、
正直言えば、「嫌われる勇気」との出会い以上に、
オーディオブックそれ自体との出会いの方が、
私の人生にとっては大きかったかもしれません。
だから必ずしも「嫌われる勇気」ではなくても構いません。
興味があるオーディオブックがあればとりあえず試しに聞いてみてほしいと思います。
(聴き放題対象タイトルの中にも素晴らしいオーディオブックはたくさんありますので)
もっというと、オーディオブックである必要すらありません。
YouTubeなどの無料サイトでも、音声学習の教材はいくらでもある時代なので。
サラリーマンなら毎日の通勤時間、主婦なら毎日の家事の時間。
これからの人生でこれらのスキマ時間がすべて、勉強や読書の時間になったら…
そう思うと、今回オーディオブック(音声学習)の魅力を
少なからず知ることができたあなたは非常に幸運だと思います。
そして、この記事があなたの人生を180度変えるようなきっかけになればと思うし、
おそらく、そのきっかけになったと勝手に勘違いして、
私はあなたに大きく貢献できたと実感しているところでございます。笑
(アドラーは、貢献実感を得るのに相手から感謝されたり、褒められたりする必要はない。自己満足でいいのだ、といっています)
別に「オーディオブック(音声学習)であなたの人生が変わる!」とは断言できませんが、
少なくともそのポテンシャルがある(というか、試すデメリット0←スキマ時間に聞き流すだけでいいため)
ということだけでも気づいてもらえたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
追伸
「嫌われる勇気」続編の「幸せになる勇気」も同じくらいおすすめです。
「嫌われる勇気」がアドラーの教えを体系的にまとめた「教科書」だとすれば
続編「幸せになる勇気」はアドラーの教えを
人生に”どう活用するか”を指し示す「実践書」という感じです。
特に「幸せになる勇気」で語られた
「人はなぜ働くのか?」という社会人なら誰もが一度は考える
仕事の意味や、やりがいに関するアドラー心理学の答えが、
簡潔かつ明瞭で非常に面白かったです。
こちらも興味があれば、合わせてお聞きください。
というか、おそらく「嫌われる勇気」のオーディオブックを聞いたら
まず間違いなく「続きも聞きたい!」となると思いますし、
もっと他のオーディオブックも聞いてみたいと聞く読書にハマると思います。
(ハマらなかったらすいません笑)
これを機に、あなたも「聞く読書」にどっぷりハマり、
読書仲間が増えれば嬉しいです。
改めてここまでお読みいただきありがとうございました。