クリスマスの奇跡!たった1枚の20ドル札が人生を変えた話が衝撃だった

たった1つの行動、

その人にとっては何でもない、些細な言葉。

その小さなきっかけ1つで人生が大きく変わり行くことは、

この世界では往々にあります。

今回紹介するのは、アメリカに住むとある男の物語(実話)です。

そう、この物語は、たった一枚の20ドル札から全てが始まりました。

20ドルが人生を変えた男の物語

その男の名前は、ラリー・スチュワート。

ラリーは、幼い頃から貧しい家で育ち、

その日その日の生活を送るのも精一杯だったと言います。

「いつか絶対にお金持ちになる!」

そんな環境で育ったラリーが、そう意気込むようになるのも

むしろ、自然な話でしょう。

23歳の時、

ラリーは「お金がたくさんあれば幸せになれる!!」と信じ、

化粧品会社を設立します。

右も左も分からない状態で起業し、奮闘するも、

会社は、わずか数ヶ月で倒産。

その年の年末には、借金に追われ、

みるみるうちに一文無しになってしまったのです。

これから一体どうすればいいんだろう。

お腹が減っても食べるものもお金もない。

そんな絶望的な状況でした。

そして、飲まず食わずで、何と8日間!が過ぎて意識が朦朧としてきた頃、

ラリーは、気づけばあるレストランで食事をしていました。

無意識のうちに、そのレストランをラリーが選んだのは、

運命なのか、はたまたただの偶然か。

久しぶりのお腹いっぱいの食事に満足したラリーの目の前に、

19ドルちょっとの伝票がおかれました。

ラリーは、血の気がサッと引いていく気分でした。

何しろ、自分は文字どおり一文無しで、その伝票を払うお金はどこにもないからです。

「無銭飲食で捕まるのか・・・(><;)」

ドバドバと冷や汗が止まらなくのを自覚しながら、

財布を探すふりをして時間を稼ぐラリー。

「なんとかこの場を凌ぐすべはないのか・・・」

必死で考えるも、状況は刻一刻を争うピンチ。

結局、どうすることもできないと観念したラリーは

「まあ、これも運命か」と、警察に突き出される覚悟で、

店主に事情を話そうと決めました。

「あのっ・・・」

すると、その時点種は意外な一言を発しました。

「お客さん、落としましたよ。」

そう言って、店主はラリーの前に

そっと一枚の20ドル札を置いたのです。

(やった!なんだかよくわからないけど、店主が勘違いしてる!)

ラリーは、内心飛び上がりそうになるのをこらえて、平然と受け取り、

そのまま会計を済ませました。

「ラッキーなこともあるものだな・・・」

ラリーは、そう呟き、また新たなスタートを切ろうと心に決めたのです。

そして、それからラリーは、警備会社を設立。

「今度こそ、絶対に成功して、大金持ちになってやる!」

そう決意して、再び事業に取り組みます。

前回の失敗を踏まえた結果なのか、最初は順調でした。

プライベートでも、結婚して、子供にも恵まれて、

ラリーは、一見成功を手にしたかのように見えました。

しかし、会社を設立して数年後、

またもや、会社が倒産して、膨大な借金を負うことになります。

再び無一文になったラリーには、もう立ち上がる気力は残されていませんでした。

「もう終わりだ・・・」

絶望に頭を支配され、ラリーは我を忘れてしまいました。

(お金がないなら、もう奪うしかない!)

いよいよどうしようもなくなったラリーは、

なんと銀行強盗を決意します。

そして、ピストルを手に取り、銀行に向かうラリー。

銀行に入り、まさにポケットからピストルを取り出そうとしたその時!

一人の少女が、ちょうど自分のお小遣いを貯金しようと銀行に訪れていました。

その少女は、受付に行って、

彼女にとっては一生懸命貯めたであろうお金を、

受付カウンターに置きました。

そこにあったのは、たった1枚の20ドル札

ラリーは、ハッとしました。

(そういえば昔・・・)

ラリーの脳裏には、4年前の出来事が鮮明に蘇ってきました。

約8日間も飲まず食わずで、路頭に迷っていたあの時、

レストランで拾った20ドル札。

「落としましたよ」

そう言って、店主が渡してくれた20ドル札。

あれは、本当に落し物だったのだろうか!?

店主は、本当に勘違いしていたのだろうか!?

ラリーは、我に返り、手にしたピストルを見てこう思いました。

「俺は、何をしようとしていたんだ・・・」

そして、そのまま銀行を飛び出して、

当時のレストランに行って、

店主を訪ねました。

「あの、すみません。」

当時と変わらず、優しそうな顔でレストランを

一生懸命切り盛りしていた店主が振り返りました。

「僕のことを覚えていらっしゃいますか?

4年前、このレストランに来たものなのですが・・・」

店主は、ラリーを見るや、一言だけこう言って微笑みました。

「クリスマスは、みんながハッピーになれるんだよ」

ラリーは、この一言で全てを悟りました。

そういえば、あの日もクリスマスが迫った、冬の寒い日だったな。

店主は、私がお金に困っていることに気づき、そっと20ドル札を渡してくれたのでした。

店主のさりげない優しさと心の広さに、感動で涙が止まらないラリー。

本来なら、あの日、無銭飲食で捕まっていたはずだった。

そればかりか、今日も銀行強盗などと馬鹿げたことを

考えた自分をあの20ドル札が救ってくれた。

「俺は、なんて愚かだったんだろうか。

今まで、ただ自分が成功することしか考えてなかったなんて。」

ひとしきり泣いた後、

ラリーは、今度こそ改心することを決意しました。

あの店主の20ドルの恩に報いるため、

あの日、店主が自分に施してくれたささやかな優しさを、

次は、自分が他の人たちに与えていく番だ!

ラリーは、そう心に固く誓ったのでした。

貧しくても、コツコツ一生懸命働こう。

そう決めて数年間、妻の兄から援助を受け、セールスマンとして

懸命に働きましたが、突然、

経営不振を理由に解雇されてしまいます。

またもや途方にくれるラリー。

ふと目についたポップコーン店に立ち寄りました。

そこで、何やら暗い表情で働く一人の女性店員。

ラリーは、彼女が困っていると気づき、

なんとか喜ばしてあげたいと思うも、

何をしてあげればいいか、皆目見当もつきませんでした。

「そうだ!」

あの日あのとき、店主が自分にしてくれたことと

同じことをすればいいんだ!

ポップコーンのお釣りから、20ドル札を取り出してこう言いました。

「メリークリスマス!」

そして、ラリーは彼女に20ドル札をプレゼントしました。

彼女も、最初は驚いた顔をしていましたが、すぐに満面の笑みでお礼を言い、

非常に嬉しそうな顔に、ラリーもつられて笑顔になりました。

このささやかなプレゼントのおかげで、

うつむいた顔をしていた女性店員だけでなく、

ラリーの気分の顔も晴れ晴れとしたものになり、

職を失っていた絶望感は、どこかに吹っ飛んでしまいました。

その後、ラリーはさらに思いもよらぬ行動に出ます。

なんと、彼は失業中にもかかわらず、その足で銀行に行き、

なけなしの全財産を20ドル紙幣にしておろしてしまいました。

そして、白いオーバーオールに赤い服で街に繰り出しました。

サングラスとベレー帽で素顔を隠しながら。

それは、とあるクリスマスの日でした。

ラリーは、あの寒い夜、

店主のから受け取った「20ドルの優しさ」を、

今度は自分が他の人たちに与えていこうと、決めたのです。

そして、街を歩き、お金に困っている人や貧しい人に

20ドル札を配って行ったのでした。

素顔を隠して、街にクリスマスプレゼントを渡し歩く

その姿は、後に「シークレットサンタ」として、

人々に語り継がれていくこととなりました。

家に帰ると、妻から

「銀行のお金がなくなっていた」と言われ、焦るラリー。

とっさに「落としてしまったんだ」という

なんとも酷い言い訳をしてしまいました。

訪れる沈黙。

ラリーは、怒られると思ったが、妻は

「仕方がないわね」と微笑むだけで文句は言いませんでした。

続けて妻はこう言いました。

「でも、あなた今すごく幸せそうね」

ラリーは、自分の心が今までに感じたことのないくらい

晴れやかなものであることに気づきました。

今なら、新たなスタートが切れる予感がしたのです。

翌年、ラリーは友人と長距離電話会社を設立しました。

今までは、ただ「お金を稼いで成功してやる!」という

気持ちで会社を設立し、失敗してきたラリー。

でも、今回は違いました。

ラリーはただ、人々の役に立ちたかったのです。

長距離電話の会社を作ることで、

遠く離れ離れで暮らしている家族の支えに少しでもなればと。

そして、その年のクリスマスも「シークレットサンタ」として、

貧しい人々に20ドル札を配って歩きました。

会社もみるみる業績を上げ、

やがて年商10億円を超える大企業にまで成長しました。

ついに、長年の切り詰めた生活から抜け出し、

家族に豊かな暮らしをさせてあげることに成功したのです。

彼は、裕福になってからも、シークレットサンタとしての活動を続け、

毎年20ドルをプレゼントし続けました。

やがて、シークレットサンタの活動が町中で話題になり、

ラリーのシークレットサンタとしての活動が、

おおよそ10年経った頃、

妻にその正体がバレてしまいました。

「今まで黙っていてごめん」

ラリーが素直に謝ると、妻は

「素敵なことじゃない。私はあなたを誇りに思うわ。

私もこれからはもっと節約して、多くの人たちを助けられるよう協力するわ。」

そう言って優しく微笑みました。

ラリーは、シークレットサンタの活動だけにとどまらず、

多くの慈善活動を通して、人々にお金を配り続けました。

2001年の世界貿易センタービル爆破によって、職を失った人々に

2万5000ドル(約300万円)を配ったり、

2005年には、ハリケーンで壊滅的被害を被った人々に7万5000ドル(約900万円)を配ったのです。

しかし、翌年の2006年、ラリーは食道がんで

58歳という若さでこの世をさってしまいました。

「クリスマスは、みんながハッピーになれるんだよ」

あの日、自分が受けた恩を毎年、シークレットサンタとして人々に与えてきたラリー。

ラリーが、27年間に人々に配った額は、

なんと130万ドル(約1億8000万円)にも及んでいました!

そして、ラリーがなくなった日のクリスマス。

奇跡が起きたのです。

シークレットサンタは、もうこの世をさってしまったにもかかわらず、

その年のクリスマスには、新たなシークレットサンタが出現しました。

それも、一人や二人ではありません。

ラリーの意志を受け継いだ大勢のサンタが、街中でお金を配っていたのです。

ラリは、かつてこう言っていました。

「人々に優しくすると、温かい気持ちになれます。

それは、二重の喜びであり、相手のためだけでなく、

自分の喜びにもなるのです。」

ラリーのこの想いに共感し、その意志を受け継いだ人たちが、

その後も毎年、現れシークレットサンタとして、貧しい人々に

お金を配り続けてきたのです。

おそらく、今年も。

そして、これからもずっと。

まとめ

いかがでしたか?

素敵なクリスマスのお話には、

人生とビジネスに関する大切な真理が詰め込まれていたことに、

あなたは気づいたでしょうか。

この世界は「想い」によってのみ、動かされます。

ライト兄弟は「飛行機を作って、人々の生活をより便利にしたい」という

”想い”があったから、あれだけの偉業を成し遂げたのです。

ビル・ゲイツの「一家に一台パソコンが当たり前にある時代にしたい」という

情熱こそが、マイクロソフト社を作ったのです。

ラリーも、最初はただ自分が「成功してお金持ちになりたい」という理由で、

会社を作っては失敗してきました。

でも、店主の20ドルの思いやりに心打たれ、

自分の人々のために働き、困っている人のために生きようと決めてから、

彼の人生は大きく変わったのです。

そして、この物語には、裏話があって、

実はラリーの死後、多くのシークレットサンタが街に現れたのは

偶然ではありません。

ラリーは、癌が発覚して余命宣告をされてから、

今まで一切メディアにシークレットサンタとして、姿を現さなかったのに、

「自分の身近な人に思いやりを与えて欲しい」という思いを紡ぐべく、

テレビの取材に応じ、人々に自分の「想い」を明かしました。

結果、7000通以上ものメッセージが彼の元に届き、

その多くは自分のシークレットサンタとして、

人々に思いやりをプレゼントしたいというものだったのです。

そして、もう一つ。

ラリーが設立した「シークレットサンタ協会」は、

今でも世界中からシークレットサンタになりたい!

という申し込みが後を絶ちません。

会員の参加資格がこれまた素敵なのです。

「シークレットサンタ協会への参加資格は、

少なくとも一回、他人への親切な行いを施すこと」

ラリーの想いは、今なお多くの人に受け継がれ、

世界中の人々に、20ドルと思いやりという素敵なプレゼントを

毎年、与え続けています。

そして、これからもこの思いやりの「タスキ」は受け継がれ、

人々に笑顔と幸福をもたらしてくれることでしょう。

「クリスマスは、みんながハッピーになれる」

この素敵な言葉を胸に、

あなたも誰かに「思いやり」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

きっと、今までで最高のクリスマスになることは、私が保証しましょう。

それでは、今年もよいクリスマスを。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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