成功したい
もっと幸福な人生を送りたい
これは、誰もが抱える悩みではないでしょうか。
成功して、莫大な財産はあってもストレスと苦痛しか感じない毎日を生きてる人
「人生楽しければいい」と言って好きなことだけ追求した結果、毎日の生活もままならない上に、それほど楽しいこともできていない現実
こういう人は、世の中に山ほどいて、あなたも「好きなことをして成功する適切な方法」を知らなければ、近い将来このような人生を送る可能性は決して低くないのです。
先日、好きなことをして成功する方法や知識が書かれた「大好きなことをしてお金持ちになる」(本田健)という本を読んだのですが、
そこに記載されていた「大好きなことをして成功する人の思考(メンタリティー)9つ」が非常に本質的でタメになると感じたので、今回はそれをシェアしていきたいと思います。
好きなことをしてとんでもないお金を稼ぐ人、幸福と成功を両立させ理想の人生を歩んでいる人は、われわれと何が違うのか、それを知ることがすべての始まりではないかと思います。
(その思考を手に入れてこそはじめて、具体的な成功ノウハウや幸福に生きる術を学ぶ意味があるのです)
それでは、早速いってまいりましょう。
出典
「大好きなことをしてお金持ちになる」
著:本田健
好きなことをして成功する人たちの思考9つ
好きなことをして成功する人の思考は以下の9つです。
(本書では「大好きなことでお金持ちになる人が持つ9つのメンタリティー」として紹介されていました)
- 自分らしく生きる
- パートナーと共に進む
- プラスとマイナスのバランスを取る
- 人生で最も何が大切なのかを見極める
- 感情を自由に表現して生きる
- リスクを冒す
- 失敗を人生最大の先生にする
- 成功しようと考えない
- 夢を見る
では、一つずつ見ていきましょう。
(あくまでも、簡単な説明とわたしの意見をふまえたものなので、興味がある方は「大好きなことをしてお金持ちになる」を手に取り、その思考(メンタリティー)を完全に自分のものにすることをオススメします)
自分らしく生きる
本田さんは、あまりに多くの人がビジネスで成功するために、自分を押し殺し、自分らしさを失ってしまうと言います。(例えば、無理やり性格をポジティブにするなど)
自分らしさをなくし、無理して作った借り物の自分で本当に成功できると思いますか?
仮に成功できたとして、そんな毎日を続けることが真の幸福につながっていると本気で思いますか?
本書では、ソニーの例を挙げてこう述べられていました。
ソニーは、アメリカに進出するとき、自社ブランドではなくOEM(他者の名前でものを作ること)で製品を出さないかと打診されたことがあったそうです。その大きな契約は、のどから手が出るほど欲しかったそうですが、社長の盛田氏は断ったのです。
何倍もの苦労があったそうですが、結果的に、ソニーの名前で製品を送り込むことに成功しました。もし、あのとき他社の製品を作っていたら、いつまでたってもアメリカ(つまりは世界)に進出できなかっただろうと後に語っています。
ソニーは、目先の利益に惑わされず、「自分らしさ」を貫くことを決めたのです。確かにそれはカンタンな道ではなかったかもしれませんが、自分を失わなかったからこそ、ソニーは困難を大きな飛躍に変えたのです。
成功できないほとんどの人が、精神的余裕がないせいか、すぐに他人の意見や評価に惑わされ、自分を失ってしまいます。
そして、安易な道、手っ取り早く稼げる道にすぐ飛びついてしまうのです。
(結果、幸せに成功するどころか、ほとんど一銭も稼げない状態が続くのです)
「他の誰かではなく、自分自身の最高を目指すべきである。」
アメリカの女優、ジュディー・ガーランドの言葉にはこうあります。
あなたは、あなたの人生を歩むべきですし、そうすることがあなたの才能とオリジナリティーを生みだし、大きな成功に繋がるのです。
あなたは「自分の人生」を生きていますか?
自分らしさをなくし、他人の意見に流され、他人のために生きている人が多すぎます。
あなたが歩むべきは、「他人の人生」ではないということをアメリカの歌手、ドリー・パートンもこう表しています。
「あなたの人生を代わりに生きてくれる人はいない。」
「世界を変えたいなら、まずは自分が変わりなさい。」
-マハトマ・ガンジー(インド独立の父)-
パートナーと共に進む
本田さんは、心から信頼し合える存在(多くの場合、夫婦関係がそれにあたる)と素晴らしい関係を築き、サポートし合うことが成功のカギであり、多くの幸福な成功者たちの共通点だと言います。
人間関係(夫婦関係)がうまくいっていないと、そこに時間とエネルギー(場合によっては、お金も)を消費してしまい、自分のビジネスに集中できないのです。
以下は、本書の引用です。
小さい会社で、社長が奥さんとうまくいっていないと、社内の雰囲気も悪くなります。一方で、奥さんのことが大好きで頭が上がらないという社長は、社内では人気も人望もあったりするものです。
ヘンリー・フォードもエジソンも、奥さんに何でも相談したと言います。特にフォードは、毎日奥さんに会社で何があったのかを逐一説明したそうです。インタビュー記事を見ると、現代の経営者でも成功している社長には、奥さんが一番の理解者だと言う人は少なくありません。
仕事、プライベート共に最も重要なことの1つは、「人間関係」と言えます。
(多くの研究で、人の悩みの少なくとも70%以上は「人間関係」に関することだと言われています)
最も重要な人間関係(多くの人にとってそれは伴侶や親友)がうまく築けないと、その他の人間関係もダメになってしまうのです。
人付き合いに失敗し、信頼し合える関係を築けない人間が、ビジネスで成功することはまず不可能と言えるでしょう。
そして、素晴らしい人間関係を築き上げるコツはたった1つしかありません。
それは「自分がして欲しいことは、常に自分から行う」ということです。
自分の意見を聞いてほしいなら、まずは自分が相手の意見を尊重しましょう。
自分を信頼してほしい場合、あなたから先に信頼を示すことが最も確実です。
「人は誰でも、他人より何らかの点で優れていると考えていることを忘れてはならない。
相手の心を確実につかむ方法は、相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、あるいは心から認めてやることである。」
アメリカの偉大な著述家、デール・カーネギーはこう言っています。
ユダヤのことわざは、このことを非常にうまく表現しています。
「幸せは香水のようなものだ。
他人に振りかけると自分にも数滴かかる。」
あなたの成功や幸福を考える前に、あなたは最も大切な人間関係について考えていますか?
「微笑めば友達ができる。
しかめっ面をすればしわが増える。」
-ジョージ・エリオット(イギリスの作家)-
プラスとマイナスのバランスを取る
ビジネス、そして人生には必ずプラスとマイナス、つまりいいときと悪いときがあります。そして、悪いとき(マイナス)ばかりに目を向け、マイナスな思考に頭を支配されるのは最悪ですが、本田さんは同時にプラス思考にばかり走りすぎるのも危険だと言います。
例えば、会社のトップが超プラス思考だと、事業の拡大ばかりに目がいき、やがて組織は破綻してしまうのです。
ビジネス(加えて人生にも)には、必ずプラスとマイナスが存在し、そのプラスとマイナスを上手く調整し、バランスを保つことが重要と言えます。
現実を悪く思い込み、マイナスな思考に支配されることはもちろんダメですが、現実を直視することから逃げ、現実と向き合えていないプラス思考も好ましくありません。
あなた自身がプラスとマイナスのバランスを失い、片方にひどく偏ってしまうと、家族や部下がもう一方に偏り、
ビジネスと人生両方において最も大切な「人間関係」に亀裂を生んでしまうことになりかねないと本田健さんは言います。
例を挙げれば、経営者が自身のプラス思考を部下に押し付けることで、部下への精神的(もしくは身体的)悪影響やお客さんからのクレームに繋がったり、
両親が共にプラス思考だと、子供がマイナス思考になり、いじめや引きこもりの原因になったりするそうです。
本田さんはこう言います。
自分の目に何かがマイナスに映った時には、自分がプラスにずれていないか確認するチャンスなのです。
現実と向き合えていないプラス思考や、相手の気持ちを無視したポジティブ論の押しつけは好ましくない結果を生んでしまいます。
思うようにいかない時は、自分がプラスに走りすぎていないか、現実をしっかりと向き合えているかなどを、今一度確認することが重要だと言えるでしょう。
そうは言っても、プラスに偏りすぎることよりも、マイナス思考になる方がはるかに危険だとわたしは思います。
マイナスな考え、ネガティブなアイデアはあなたの行動力と才能を奪い、あなた自身が本来持つ成功への想像力も、幸せに生きる権利もすべてを捨て去ることになるのです。
「人生山あり谷あり」と言いますし、すべての物事にはいい面と悪い面の両方を持っているものです。片方に偏りすぎるのではなく、プラスとマイナスのバランスをうまくとっていくことが、成功と幸福を同時に手に入れるコツと言えるかもしれませんね。
「悲観主義者は風にうらみを言う。
楽観主義者は風が変わるのを待つ。
現実主義者は、帆を動かす。」
-ウィリアム・アーサー・ウォード(アメリカの作家)-
人生で最も何が大切なのかを見極める
あなたは自分の給料や貯金を”どうでもいいもの”に使って無駄にすることはないと思います。(少なくとも、自分のお金は有意義に使おうとするはずです)
しかし、お金よりもはるかに重要な「人生」を有意義に使おうと考える人はきわめて少ないと言えます。
あなたの人生で何が重要なのか、何に時間と集中力を投資すべきなのかを考えようともせず、ただ何となく人生を”消費”してしまう人が多すぎるのです。
あなたの「人生の指標」を作ってください。
あなたはどんな人生を送り、たった80年の間に何をすべきかを明確にするのです。
本書では、本田さんのところへ成功を求めてやってきたある相談者の例が挙げられていました。
ある相談者が、「どうしても成功したいんです。二つの仕事を掛け持ちしているんですけど、どうしてもうまくいかないんです。」とせっぱ詰まった顔で言うのです。
「何のためにそんなにがんばっているんですか?」と聞くと、「成功すれば、子供と一緒にいる時間が増えるからです」という答えが返ってきました。でもそのために、今は子供と顔を合わせる時間がないほど忙しいというのです。それでは、何をやっているのか分からなくなってしまいます。成功を追い求めている間に、子供は大きくなってしまうかもしれません。
多くの人は、こう言います。
「成功したら、健康に気を遣う」、「仕事が上手くいったら、家族との時間を増やそう」と。
一体どうして、「まだ十分に時間はある」と思えるのでしょうか?
人生で本当に重要なことを先送りにしておいて、どうやったら幸福な人生を送れるというのでしょうか?
毎日、大切な人と過ごす時間を大事にしましょう。(この世界で生きる人間は、誰であっても、明日も大切な人と一緒にいられるという保証はありません)
今すぐ、あなたのほんとうにやりたい仕事、叶えたい夢に向かって走り出しましょう。(この仕事が終わってからと言っているうちに、人生が終わってしまう可能性だってあるのです)
そもそも、人生で重要なことを疎かにしている時点で、幸せな人生はもちろん、成功することさえ出来ないと思います。
(本田さんは、仕事を減らして子供との時間を増やしたことで、育児教材を開発した起業家もいたと言います)
自分の本心から逃げたり、ただ流されるだけの人生と決別する覚悟を持ち、あなたの人生で真に大切なことに目を向けさえすれば、あなたの人生は瞬く間に変わってくるでしょう。
「樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。」
-ニーチェ(ドイツの哲学者)-
感情を自由に表現して生きる
本田さんは、「大好きなことをしてお金持ちになる」の中でこう言っています。
感情には、人生の素晴らしい情熱がたくさん詰まっています。その情熱が、ビジネス成功や人生を幸せに生きる燃料なのですが、ほとんどの人は生活のじゃまのように扱っています。
あまりに多くの人が、自分感情を殺し、ただ”毎日を消費する機械”のように暮らしています。うれしい、楽しい、悲しい、苦しいなど、人間が本来持つ感情を表現し、自分らしさを失ってしまうのです。
(感情を表に出さないことを良しとする文化を持つ日本では、その傾向が特に強いと言えるかもしれません)
ある人は、辛いこと、悲しいことばかりに目を向け、常にネガティブな感情に支配されています。またある人は、無理してポジティブな思考のみを持ち、どこか嘘くさい空想的な人生を送っています。
そして、彼らは人生に絶望し、自分の感情を押し殺して、ただ何となく人生を生き始めるのです。
アメリカの起業家、ジム・ローンはこう言っています。
「あなたが一日を支配するか、一日に支配されるかのいずれかだ。」
今度外を歩くとき、あなたはきっと気づくと思います。
一体どれだけ多くの人が、感情をなくし、死んだようにして人生を送っているのかを。
感情、すなわち、自分らしさを表現することを忘れ、あまりに多くの人が”生きた屍”と化していることを。
『「生きる」ということは、この世で一番稀(まれ)なことだ。
たいていの人は、ただ「存在」しているだけである。』
アイルランドの詩人、オスカー・ワイルドの名言です。
あなたの心を開放しましょう。あなたの感情と情熱に耳を傾け、あなたの人生を制限している「鎖」を解くのです。
あなたが自分と素直に向き合い、あなたの感情を表現する力を取り戻せば、あなたの人生はずっと幸福になるだけではありません。
あなたの中の情熱とビジョンが燃え上がり、成功への階段を一気に駆け上がっていくでしょう。
リスクを冒す
リスクを全く冒さずして成功した人はいません。本田さんが出会った多くの成功者たちが、自分の成功した要因として、「リスクを冒したこと」を第一に挙げると言います。
偉大な航海者、クリストファー・コロンブスの言葉にこんなものがあります。
「岸が見えなくなる勇気を受け入れる覚悟がなければ、海を渡ることは決してない。」
野球でも、2塁を離れる勇気がなければ、絶対に3塁に進むことはできませんよね?
あなたが成功したい、人生を変えたいと願うのなら、あなたは今の安全な生活から脱し、未知の世界へ飛び込む勇気と覚悟が必要となります。
(現在の成功者は、過去のチャレンジャーだったということを忘れてはいけないのです)
本田健さんは、本書の中でとある成功者(老人)との会話をこんな風に記しています。
今は成功して富も名誉も手に入れたある老人に、「若いうちに”老後の楽しみに思い出せるような大失敗”をたくさんしたほうがいい」と言われました。私たちは、どうしても、はじめから何でもうまくやり遂げたい考えるものです。
できれば、最初の試みで成功したい、それも、最小の努力で最大の効果を得たいと考えます。そういう考え方が、いちばん失敗を招くと彼は言うのです。
いいですか?
あなたがこの世を去るときに最も後悔するのは、「あなたができなかったこと」ではありません。「できたかもしれないことをやろうとしなかったこと」なのです。
あまりに多くの人が、リスクを恐れ、失敗を避けようとして、人生そのものを失敗してしまうことになります。
世界中の偉大な人物、世界的成功者たちはみな、挑戦を恐れませんでした。あえてリスクを取る勇気を持ち合わせていたのです。
あなたの人生は、「快適で安全なオリの中」ではなく、あなたのビジョンに沿って、世界を創造するときに、その真価を発揮します。
古代ギリシアの高名な哲学者、ソクラテスもこう言っているではないですか。
「簡単すぎる人生に、生きる価値などない。」
アメリカの起業家、シェリル・サンドバーグはこう言っています。
「宇宙船に乗っていいよと言われたら、どんな席か聞いている場合じゃない。さっさと乗るだけだ。」
あなたがリスクや失敗を避け、新たな世界へ踏み出す勇気を持たなければ、一生、幸福な成功者になることはできませんし、リスクを回避しているうちに人生は終わってしまいます。
(何かに挑戦する最適なタイミングは「今」を除いて、他にないのです)
「打たないシュートは、100%外れる。」
-ウェイン・グレッキー(カナダのアイスホッケー選手)-
失敗を人生最大の先生にする
失敗は、「偉大な教師である」とわたしはよく言います。なぜなら、失敗は人生で最も多くの学びや発見を与えてくれるからです。
(あなたが人生で最も多くのことを学んだ体験は、おそらく、楽しいことや喜ばしいことではなく、辛い経験や大きな失敗だったのではないでしょうか)
この世のほとんどの人は、失敗を”過剰に”恐れてしまいます。
確かに、失敗しないに越したことはないですが、失敗すればするほど、あなたは成長できるのです。
感謝することさえあれど、なぜ失敗を恐れたり、嫌ったりする必要があるのでしょうか?
本書で例として挙げられていた投資家の言葉です。
「私の投資に失敗はないんです。だって、私の投資は、成功したか、”成功しない方法を学ぶ学習体験”のどちらかなんですから。いずれにしても元は取ってるんですよ。」
これが成功する人の考え方です。「失敗」をただの失敗として、やる気とモチベーションを低下させてしまうか、
失敗を教訓として捉え、そこに成長する機会を見出すかで人生は180度変わってきます。
この世の出来事は、すべて「あなたを成長させてくれる素晴らしい先生(教師)」であり、あなたが考え方を変えれば、成功しても失敗しても確実に前へ進むことはできるのです。
「圧力がなければ、ダイヤモンドは生まれない。」
イギリスの思想家、トーマス・カーライルの言葉です・
また、ドイツの偉大な詩人、ゲーテもこのことを上手く表しています。
「涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味は分からない。」
失敗したことのない人間は、「人生を失敗している」と言っても過言ではありません。
あなたの人生は楽で簡単な道ではなく、辛く険しい道を歩くときにこそ、輝きを放ちます。
何度失敗しても最終的に上手くいけばいいのです。失敗を恐れずに、思い切って挑戦する勇気を持ちましょう。
失敗と成長を繰り返していくことが、あなたの人生を豊かにし、真に幸福な人生を手に入れる唯一の方法なのです。
「すべてがあなたにとって向かい風のように見えるとき、思い出してほしい。
飛行機は追い風ではなく、向かい風によって飛び立つのだ。」
-ヘンリー・フォード(アメリカの実業家)-
成功しようと考えない
本田さんは、20歳の頃自身のメンターに成功する秘訣を聞いたところ、「成功することなんて忘れなさい」と言われたそうです。
当時はピンと来なかったようですが、本書では本田さんはこのように語っています。
成功したいと考える若者の多くは外面的なことしか見ていません。それは、お金だったり、会社の規模だったり、社会的な地位や名声だったりでしょう。そういうものは成功のシンボルであって、成功そのものではありません。
成功した状態とは、自分と周りのことを深く愛し、満ち足りた状態なのです。
上っ面だけ求めていても、本当の成功を手に入れることはできないでしょう。
「成功した状態とは、自分と周りのことを深く愛し、満ち足りた状態」、まさにその通りではないでしょうか。
多くの人は「成功」と聞くと、富や栄光ばかりに目がいき、”本質的な豊かさ”が何かわかっていません。
実際、莫大な富や財産を持っていて、一見成功しているように見えるけど、虚無感と孤独感でいっぱいで全く幸せを感じないという人もいれば、
逆に外的な豊かさは何もないけど、毎日が楽しくて仕方がないという人もいます。
本田さんは、成功するコツは「成功することを忘れて、大好きなことをすること」だと言います。
これは本田さんに限った話ではありません。
「素晴らしい仕事をするには、本当に好きなことをやるしかない。」
スティーブ・ジョブズの有名な言葉です。
世界の成功者たちは、みな自分の好きなことを徹底的に突き詰め、それだけで集中していました。決して嫌いな仕事をイヤイヤしたり、苦手なことを我慢してやったりはしなかったのです。
好きなことをやらないで、心から幸せを感じる毎日を送れると思いますか?
「成功するためには」という思考にとらわれ続けて、好きなことや自分の夢を追い求めているライバルに勝てると思っていますか?
あなたの好きなことに目覚めましょう。そうすれば、あなたの想像力と情熱は覚醒し、あなたを成功へと自動的に導いてくれるのです。
成功にとらわれないで、好きなこと・やりたいことに夢中になることが、最速最短で成功する方法と言えるでしょう。
「人生とは本当にシンプルなのだが、私たちはこれを複雑にしようとして譲らない。」
-孔子(中国の思想家)-
夢を見る
「夢見ることができれば、それは実現できる。」
ミッキーマウスの生みの親、ウォルト・ディズニーの言葉です。
あなたの夢は必ず実現できます。(というより、実現できない夢は、そもそもあなたの脳が「夢」としてとらえることができないのです)
あなたの夢とビジョンを明確にし、具体的な一歩をふみ出すことが、「幸福で成功した人生」への第一歩なのです。
(多くの場合、その一歩がすべてを決めると言っても過言ではないのですが)
本書「大好きなことをしてお金持ちになる」でも、ウォルトの例を挙げてこう書かれていました。
ディズニーワールドが完成したとき、ウォルト・ディズニーはすでに亡くなっていました。ある記者がお兄さんに、「亡くなった弟さんは、これらを見たらどのように感じるでしょうか?」と尋ねました。すると、彼はこう答えたのです。
「失礼ながら、彼は、私たちが実物を見るよりずっと前に、いちばん最初に見ているんですよ。頭の中でね」
あなたが心からやりたいと願うこと、何としてでも実現したいことは、100%実現します。
(多くの人が勘違いしているのですが、「頭の中のことを現実化する」のはそれほど難しいことではありません。最も大変なのは、あなたの夢を頭の中で創造することなのです)
あなたの明確な夢とビジョンは、あなたに情熱と信念を与えます。周りの人に夢と希望を与えます。
あなたがいつまでたっても、成功できなかったり、幸せになれないのは、「自分なんて」とか「どうせ私には無理」と決めつけて、夢を見ようとしないからです。
アメリカ合衆国第26代大統領、セオドア・ルーズベルトはかつてこう言いました。
「自分ならできると信じれば、半分は終わったようなものだ。」
不可能思考を捨てて、夢を見ましょう。あなたの夢に生きるのです。
そうすれば、成功はグッと近づくだけではなく、あなたが夢に生き始めた瞬間から、あなたは今まで感じたことのない充実感と高揚感に包まれるでしょう。
あなたの夢を見つけ、理想の世界に生きることが、真の幸せと豊かさに溢れた人生なのです。
さあ、夢に生きようではないですか!
今、偉大なる一歩をふみ出すのです!
先ほど例に出したウォルト・ディズニーの言葉にもこうあります。
「いつだって忘れないでほしい。
すべて一匹のねずみから始まったということを。」
あなたの夢は何ですか?
好きなことをして成功する人たちの思考まとめ
いかがでしたか?
あなたの人生を豊かにする思考、幸せになる思考は見つかったでしょうか?
あなたは、成功するだけでは不十分です。あなたの毎日が驚くほど素晴らしく、充実と幸せに満ちていなければなりないのです。
あなたは、幸せになるだけでは十分ではありません。「人生楽しければそれでいい」という考えだけでは、あなたのお腹は満たされませんし、あなたの大切な家族を養っていくこともできません。
幸福と成功、その両方を手に入れて、人生が楽しくて仕方がない!毎日が幸せすぎて眠るのがもったいない!と思えるほど、ステキな人生を謳歌してください。
大丈夫です。人は誰でもその権利と能力を持っていて、あなたは今までそれを知らなかっただけなのですから。
さあ、新たな人生を歩み始めましょう。
あなたは、人生を豊かで幸福にするための大切な思考を知りました。まだ考え方を知っただけですが、それがすべてです。
(具体的な方法を知りたい人は、「大好きなことで成功する方法」、「好きなことをお金に変える4ステップ」などを参考にしてください)
どんな偉大な思考も、あなたが実行に移さなければ何の意味もありません。
わたしは、あなたが具体的なアクションを起こし、人生を創造していくことを強く期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸:「大好きなことをしてお金持ちになる」に少しでも興味を持った人は、是非実際に手に取って見てください。他にも多くの成功する知恵や幸せになる秘訣が記載されています。